10月3日 相場情報

御客様各位
【10月3日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=108円45銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:15661(-420)
※N.Y.金:1215.10(-0.40)
※N.Y.原油:91.01(+0.28)
※LME銅($/t)現物 午前:6693.5(-61.5) 午後:6679.0
※NYC銅(¢/b) 10月299.65(-3.70)
※LME銅相場 欧州経済の減速懸念や米早期利上げ観測などを背景に下値を探った。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:770円、N.Y.:760円
【10月2日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:780円(9月24日より-20円)
※上海先物取引所 銅 10月 休場
※上海先物は休場、中国内スクラップ(光亮銅)は、国慶節前=9月30日と比べマイナス300人民元を予想、雑線価格はマイナス2円(臨時メール)。
※価格は予想値ですが、最新のLMEと為替を考慮しています。
※さて、昨日に続き台湾レポート。 90年代に大陸に投資した台湾人スクラップ業者に連日お会いしてますが、今、どうしているか?一部は台湾に戻り、一部はスクラップ業を続けていますが、さほど積極的ではない。
※どの社長も言うのが、『ここ数年は儲からないので様子見』と、辞めてない人も、積極的に荷物を買うことはしていない(惰性で続けている感じ)。
※大陸に出て行った当初は、ノウハウ(1)と、資金のない(2)中国人は、台湾人のそれ(1)(2)を利用せざるを得なかった。そうして、この15〜20年発展してきた訳です。台湾人はその発展の”橋渡し役”であった。※が、今や、中国人社長はノウハウ(a)も、資金(b)も豊富。買付けも日本だけでなく、欧米まで直接行きます(c)。台湾人の中国スクラップ業発展における、歴史的な役割は終了している為、今更、頑張ったところで儲かることはないとの判断があるのでしょう。 
※中国政府自体も(冷たくて)、その役割を終えた外資(台湾人だけでなく外資全般)には、政策的に厳しく、税の優遇を止めたりするなどして、実質、追い出しにかかっている。 
※但し、日本人が思うほど(少なくとも小生が思うほど)には、悲観したものでもないよう。台湾人は、同じ場所で同じ仕事を、生涯一つだけするものとは考えていない。再投資する(もしくは別の仕事をする)場所、タイミングを計っているように見受けられます。商魂たくましいですね!!
※雑線(コンテナ:関東地区:【10月2日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):296円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):281円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):269円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):216円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):180円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】              以上