御客様各位
【11月12日:日中の状況】
※為替(ドル円)1ドル=115円47銭【12:20現在】
※LME場外($/t)6686.00
※上海先物取引所 :銅 11月:48130(-180)
※中国国内のスクラップ(光亮銅)は前日比プラス100人民元、雑線価格はプラス2円としました。
※雑線(コンテナ:関東地区:【11月12日12:10現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):308円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):293円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):281円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):228円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):192円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上
御客様各位
【11月12日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=115円43銭【6:20現在】
※N.Y.ダウ:17614(+1)
※N.Y.金:1163.00(+3.20)※N.Y.原油:77.94(+0.54)
※LME銅($/t)現物 午前:6688.0(-47.5) 午後:6729.0
※NYC銅(¢/b) 11月 304.15(+1.40)
※LME銅相場
手掛かり材料に乏しいなか、オプション絡みのユーロの動きに連れて下値を探ったあとは、欧米の株高やユーロ反発を背景に買い戻しが優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:820円、午後:820円、N.Y.:820円
【11月11日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:820円(11月4日より+50円)
※上海先物取引所 銅11月48020(-250)
※中国内スクラップは前日比マイナス100人民元、為替に相殺され今日も雑線変わらず。
※中国向け被覆線屑と、東南アジアにつきまして?(全3回)
※皆さまご存知の通り、銅を初め非鉄金属全般は国際相場商品。 基準になるLMEをベースにしていて、ドルベースにすると価格は世界中どこでも同じ。
※被覆線の解体とはつまり、『解体して銅を売る仕事』です。 銅の売値が世界中同じであれば、あとは、労働集約型産業につき人件費勝負になる。=人件費が安い国が有利になる。 ユニクロ工場が中国→ベトナム→バングラディシュへ移って行くのと理由は全く同じです。
※理論上、人件費が安い国が、日本での被覆線の買値が高くなり、モノはその国に流れるはずなのです。
※では人件費以外のコストはどうでしょうか? 中国向け輸出を例にとり、コストを細かく分解するとa中国側利益+b加工賃+c税金+d運賃+商社利益となります。 中国向けの場合、その大部分は、(a中国の輸入の際の)税金であり、現在3000人民元〜4000人民元/MTと、まさに暴利といえる高さです。
※一方、東南アジア各国の場合、a〜dのコストの内、a利益・b加工賃・d運賃に置いては、中国と同じかむしろコスト安、競争力はあります。 (付け加えると政治的リスクも低い) あとは、c税金の問題だけで、東南アジアのA国が、政策的に税金を下げれば(=中国の税金より安くすれば)、理論上、中国に向いている被覆線くずの流れを一気に変えることが出来るのです。(つづく)
※雑線(コンテナ:関東地区:【11月11日現在】)
①雑線(44〜45%・赤中心):306円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):291円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):279円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):226円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):190円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】 以上