1月10日 相場情報

御客様各位

【1月10日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=118円53銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:17737(-171)
※N.Y.金:1216.10(+7.60)
※N.Y.原油:48.36(-0.43)
※LME銅($t/t)現物
午前:6151.0(-79.5)
午後:6173.0
※NYC銅(¢/b)
279.05(-1.65)
※昨年12月の中国の生産者物価指数が前年同月比3.3%低下し、約2年振りの大幅低下となったことが嫌気された。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:780円、午後:780円、N.Y.:780円

【1月9日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:790円(1月8日より-20円)
※上海先物取引所 銅1月45360(-220)
※中国内スクラップもマイナス100人民元、雑線価格はマイナス1円(臨時メール)。
※新年早々、鉄、非鉄(特に銅・アルミ。ステンは横ばい?)が下がり、今一つな仕事始めとなりました。
※雑線に関しては、情報が錯綜してますが、昨年末から10円〜15の下げは間違いない処。 様子を見て、売らない方、ある程度は損切りして回して行こうという方、様々。
※不確定要素(計算外なこと)としては、プラスチックの大幅下落です。 原油の下落が発端でプラ全般、中国内は在庫過多もあり、大幅下落しています。特に昨年末から売買が成立しない。
※プラスチックの専門家から言わせると、結局、製品が売れないことが一番の原因(原油下落よりも)。
※雑線の輸出をしていて具体的に困るのは、被覆材であるビニール=PVCの価格下落。 中国現地の価格は皮の状態で3000人民元以下、チップの状態で2000人民元以下(それでも売れない)。 
※どういう意味か? それぞれ中国輸入の税金がかかり、運賃なども逆算すると日本での販売価格はタダか、逆有償になります。
※日本国内で被覆線の皮を剥いても、ナゲット加工し粉砕しても、そのPVCはマイナスにしかならない(金を払い捨てるしかない)といいことになります。
※今まで国内外に有価で売っていたことを考えると、今後、剥線やナゲットの加工賃に影響が出る筈です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【1月9日現在】)
?雑線(44〜45%・赤中心):287円/kg
?雑線(43%前後・雑中心):269円/kg
?雑線(40-43%雑中心 不安定):257円/kg
?雑線 (38%前後雑中心 B線):203円/kg
?雑線(家電線・弱電):167円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上