御客様各位
【4月4日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=118円99銭【6:55現在】
グッドフライデーで両市場ともに休場の為、本日の外電はありません。
※N.Y.ダウ:−−−
※N.Y.金:−−−
※N.Y.原油:−−−
※LME銅($t/t)現物 午前:−−− 午後:−−−
※NYC銅(¢/b) 4月:−−−
※LME銅相場 グッドフライデーで休場。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:−−−、午後:−−−、N.Y.:−−−
【4月3日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:770円(4月1日より-10円)
※上海先物取引所 銅:4月43450(0)
※上海先物、銅は連日の小幅な値動き。中国内スクラップ(光亮銅)は前日比±0、雑線価格は変わらず。
※所謂イースター休暇を控えている為か、連日、相場が、あまり動きません。逆に気持ち悪いと思うのは小生だけでしょうか、、。
※さて、中国向け輸出について、①バルク(バラ)船と②コンテナの、住み分けについて説明します。
※2つは、スクラップの日本→中国輸出という点では、非常に似てはいますが、やり方・ルールが、多少異なります。
※まずバルク船は、①:1細かいもの、2単価の高いものは、紛失の恐れがあり向いていません(コンテナと違い、陸揚げ後ロスとして出る土の山に紛れてしまう:この土の山は1船30〜50トンにもなります)。
※また、②中国輸入税関の面でも異なります。バルク船の場合、雑品として想定している単価は、現在60円〜70円(工業雑品以外にモーター、トランスが入る為、平均単価はその程度になる)。
※因って、単価が著しく異なる雑線などは1船の中には大量には積めない(雑品として認められない)。まして、真鍮や込み銅など単価の高いものは言わずもがな。
※③有利な面もあります。上述の通り想定単価は60円〜70円なので、それに対し税金がかかります。雑線の想定単価が250円だとすると、税‘率’は同じ為、実質の税金額は雑線より低くなります(その為、雑品に入れられる雑線量が規制される)
※付け加えると、④輸出入が規制される品物のチェックが甘くなること。故意に禁止品目を入れることは出来ませんが、コンテナに比べ当局の検査が行き届かないことは否めません(日本・中国とも)。
※(補足)スクラップの検査は極めて曖昧fuzzy。検査員に因っては、重箱の角をつつきます(ヒステリックな人‘も’います)。検査を避けたい訳ではなく、そうしたムダな手間を避けたいという意味です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月3日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):281円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):263円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):251円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):197円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):160円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】 以上