4月25日 相場情報

御客様各位

【4月25日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=118円86銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:18080(+21)
※N.Y.金:1175.00(-19.30)
※N.Y.原油:57.15(-0.59)
※LME銅($t/t)現物 午前:6025.0(+90.5) 午後:6039.5
※NYC銅(¢/b) 4月:275.20(+5.40)
※LME銅相場
前日に引き続き米早期利上げ観測の後退によるドル安を背景にメタル市場全体が買われた。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:760円、午後:760円、N.Y.:770円

【4月24日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:760円(4月24日より-10円)
※上海先物取引所 銅:43420(+260)
※上海先物は上昇、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比200人民元上げ、雑線価格はプラス2円上げ(臨時メール)。
※《訪中レポート⑤:天津2日目》
※天津の電線解体は、メインが手作業。当たり前ですが、人件費が安いので手で電線を剥いています。
※具体的に言うと。
※1コンテナ25〜26トンの雑線、60人のチームが5〜6日間で解体し終える(一日一人約100kgの線を剥く計算)。
※電線解体屋社長は60人のチームに、加工賃として15,000人民元(28万〜29万JP円)を支払います。
※逆算すると、一人辺り約5000円弱になるので、日当が1000円くらいと計算出来ます。→30日働くと月給3万JP円。
※手作業に因る解体は、日本国内で雑ナゲットをかける場合と異なり、①PVCを高く売れる(粉砕しないと原型が残る為)。②赤は赤、メッキはメッキと、銅を種類ごとに細かく分けて売れる、などのメリットがあります。
※その為、雑線は、この20年余り、中国向けとされて来たのですが・・・
※日本国内の競争激化(に因る価格高騰)aと、発生薄bが、原因で、昨日のメールの通り、天津向けの雑線が極端に減ってしまっている訳です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月24日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):283円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):265円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):253円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):199円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):162円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】   以上