御客様各位
【4月28日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=119円10銭【7:00現在】
※N.Y.ダウ:18037(-42)
※N.Y.金:1203.20(+28.20)
※N.Y.原油:56.99(-0.16)
※LME銅($t/t)現物 午前:6061.0(+35.5) 午後:6103.0
※NYC銅(¢/b) 4月:277.40(+2.20)
※LME銅相場
28〜29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、利上げを急がない姿勢が示されるとの見方を背景にドル安が進み、メタル市場全体が底上げとなった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:770円、N.Y.:770円
【4月27日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:760円(4月24日より-10円)
※上海先物取引所 銅 5月43890(+470)
※上海は上昇、中国内スクラップ(光亮銅)はプラス200人民元ですが、為替の円高で雑線価格変わらず。
※《訪中レポート⑥:中休み》
※台州〜天津と回り、中国の売り先で共通することとして、『過去に利益を上げた人が、実質、引退している』という点があります。※年齢にして40代後半から50代前半の社長(老板)は、大概2000年前後にスクラップの仕事を始めて、金属バブルや、中国の発展に乗り、幸運にも仕事で成功した。2008年までの約10年の間に。
※実は、仕事で成功したその資金烽ナ、(たまたま)不動産や株を買っていたら、これも値上がりしダブルで儲かった(儲かってしまった)。“本業と投資のダブル、例えるなら、宝くじの1等を10年の間に2回引き当てたようなものか?”
※いずれにしても、その金融資産は、数億円(JPY)〜手広く展開した人で、数十億という金額になっている。
※問題はそこからで、大抵の社長は、今現在、別の仕事に投資したり、何もしないでいる。 →まだまだ物価の低い中国で、一生働かなくてもいいようなお金があって、わざわざ儲かりもしないスクラップの仕事をしていない。
※双六(スゴロク:中国系の方ご存知か?)で言う『あがり』、人生ゲームで言う『ストップ→ゴール』の状態にあります。
※そのような方々を、わざわざマーケットにひきずり出し、電線スクラップを買え!とか雑品を買え!と言っても『儲からんから、や〜らないよっ!』となってしまう訳です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月27日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):283円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):265円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):253円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):199円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):162円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上