御客様各位
【4月29日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=118円86銭【7:00現在】
※N.Y.ダウ:18110(+72)
※N.Y.金:1213.90(+10.70)
※N.Y.原油:57.06(+.0.07)
※LME銅($t/t)現物
午前:6090.5(+29.5)
午後:6117.0
※NYC銅(¢/b)
4月:278.00(+0.60)
※LME銅相場
4月の米消費者信頼感指数が予想を下回り、29日まで開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ先送りの姿勢が示されるとの観測からドル安が進み、銅を押し上げた。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:770円、N.Y.:770円
【4月28日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:760円(4月24日より-10円)
※上海先物取引所 銅 5月44050(+160)
※上海は上昇、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比変わらず。雑線価格も変わらず。
※《訪中レポート?:広東省1日目》
※中国出張の仕上げ、広東省に来ました。
※天津、上海、台州のように○○市でなく、広東省と表記するのには理由があります。
※台州、寧波、天津には、スクラップを受け入れる専門の工業団地があります。そこにヤードがないと、輸入許可証を取得することが出来ません。
※それに対して、広東省の業者は、輸入許可証を持ってはいますが、それぞれが比較的適当なところで、ばらばらにやっている。=専業の団地がない。
※因って、売り先は、広東省内の南海市、仏山市、四会市、清遠市、花都市などに点在してます。それをひっくるめて広東省の客先と呼んでいる訳です(中心地としては広州市:最寄空港も‘広州’白雲空港)。
※中国金属スクラップ購入史としては、この地区が最も早く、台湾人が中国の開放とともに大陸に進出したのがきっかけで、90年代初頭だと思われます。
※当時は、天津も上海も(まして台州など)スクラップ業は、あっても僅かで主力ではありませんでした。唯一、広東省だけが日本からの仕向地でした(恐らく香港に隣接する深センから解放が始まった為)。
※未だに、北京中央政府の息がかかりにくい地域で、荷物のほとんどは香港を経由して輸入されています。所謂、日中商品検査の検査も中国側で行っていて、実質、日本側では検査をしていません(注:日本国税関の検査はあります)。
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月28日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):283円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):265円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):253円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):199円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):162円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上