5月30日 相場情報

御客様各位

【5月30日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=124円12銭【7:00現在】
※N.Y.ダウ:18010(-115)
※N.Y.金:1189.80(+1.00)
※N.Y.原油:60.30(+2.62)
※LME銅($t/t)現物
午前:6088.5(-28.5)
午後:6064.0
※NYC銅(¢/b)
5月:275.95(-3.35)
※LME銅相場
ギリシャ債務交渉に大きな進展がなく、デフォルト(債務不履行)への懸念などから欧米の株価が続落したことを背景に、メタル市場は月末の手仕舞い売りが優勢となった。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:800円、午後:800円、N.Y.:800円

【5月29日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:800円(5月27日より-10円)
※上海先物取引所 銅 5月44400(+90)
※上海は上昇、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比プラス200人民元。雑線価格は、為替が対ドルで円高に反発した為、変わらず。
※国内でも同じですが、雑線の取引をしていて、困るのが歩留まりのズレ。
※売った先から、価格に見あわないと言われれば、最悪、荷物を引き上げるしかありません(つまり返品)。
※但し、売った先が中国だと、そう易々と戻すということも出来ません(日本に戻すのは、中国の制度的にも、コスト的にも、実質、不可能)。
※ではどうするか?
1無視する:一般的に中国人は、ダメもとで品質を理由に値下げ要請をしてくる為、イチイチ聞いてられない。
2解体結果を見る:手作業で全て解体する為、その結果を待つ。しかしこれも、『歩留まりが出なかった。○○%だった。』と言われたらお仕舞い。 故意に低く言われても、わからない。
3価格調整する:双方主張の中間で、価格を下げるなど、価格で折衷案を取る。
※それでも、それでも、解決しない場合、やはり引き上げます。かと言って、中国からの再輸出は出来ない為、中国内の信頼出来る別の客先に引き取らせる訳です。
※但しこの場合、相手の面子(中国語でもそのまま『ミィエンズ〓→』)を傷つけることになる為、まずやりません。言わば最後の手段=伝家の宝刀。
※相手のことを一切信用してません!と言っているのと同意義につき、以降、取引がなくなる可能性があります。

※雑線(コンテナ:関東地区:【5月29日13:00現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):300円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):282円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):270円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):216円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):179円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】       以上