御客様各位
【6月4日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=124円21銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:18076(+64)
※N.Y.金:1184.90(-9.50)
※N.Y.原油:59.64(-1.62)
※LME銅($t/t)現物 午前:5992.0(-6.5) 午後:6026.0
※NYC銅(¢/b) 6月:275.05(-0.75)
※LME銅相場 ECBの金融緩和継続発言によるドル高加速や原油急落などテクニカルな動きを見せるなか、銅は戻り売りに軟化した。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:790円、午後:790円、N.Y.:800円
【6月3日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:790円(6月1日より-10円) ※上海先物取引所 銅 6月43870(+140)
※上海は上昇、中国内スクラップ(光亮銅)は、前日比200人民元の上げ、雑線価格は為替の円高に相殺され変わらず。
※突然ですが『せどり(競取り)』という言葉をご存知でしょうか?
※せどりとは、同業者の中間に立って品物を取りつぎ、その手数料を取ること。古本屋用語で、掘り出し物を転売して利ざやを稼ぐことを言います(背表紙を見て買う為、背取りとも言う)。
※具体的には、スラムダンク全巻セットを販売したいが古本屋Aがある。残念ながら、あと第1巻だけ足りないとする。 ※又、別の古本屋Bには、スラムダンクのバラ、1巻、3巻、7巻、20巻などが、たくさん余り、1冊10円程度で、投げ売りされている(1冊10円は市場価値からすれば最高値で、それ以上では売れない)。
※せどり屋は、A、B、両者の情報を持っていて、第1巻だけを10円でBから仕入れ、Aに300円で売る(Aはそれでも、全巻セットが完成し、高く売れる為、メリットがある)。
※ん?これはスクラップ業界においても、全く同じではないでしょうか?問屋(=古本屋)には、様々な品物が山積みにされていて、各商品の価格は、相場が決まっている。通常、問屋の売値は最高値で、それ以上では売れない。
※ですが、a長契に数量が足りない、b納期に間に合わない、はたまたc特殊な売り先を知っている、などの理由で、相場以上に高い価格でも、ある品物を買いたいという会社が、希に現れます。
※その取引には、得てして、ブローカー(せどり屋)が仲介・関与していてることが多い。意図せず在庫していた荷物が、意外な高値で売れていくと、不思議だな〜と感じます。
※ちなみに、インターネットオークションや、アマゾンなどが発達した現在、せどりは、唯一儲けが出来るネットビジネスだとも言われているそうです。
※雑線(コンテナ:関東地区:【6月3日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):295円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):277円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):265円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):211円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):174円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】 以上
6月4日 相場情報