6月11日 相場情報

御客様各位

【6月11日:今朝の状況】

※為替(ドル円):1ドル=122円71銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:18000(+236)
※N.Y.金:1186.60(+9.00)
※N.Y.原油:61.43(+1.29)
※LME銅($t/t)現物 午前:6045.5(+56.5) 午後:6034.5
※NYC銅(¢/b) 6月:277.15(+3.10)
※LME銅相場
黒田日銀総裁の円安牽制発言をきっかけにしたドル安に反応して値を飛ばした後も堅調に推移した。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:790円、午後:790円、N.Y.:800円

【6月10日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:790円(6月1日より-10円)
※上海先物取引所 銅 6月43480(+120)

※上海先物 銅は上昇。
中国内スクラップ(光亮銅は前日比変わらず。急激な円高が理由で雑線単価はマイナス6円としました。
※黒田日銀総裁の発言を発端に、対ドルで大幅な円高
※昨日もお客様訪問時、本ブログ(メール)についての話題になりました。前も触れましたが、意外に読者数が多いです。
※中国向け非鉄金属スクラップ事情通、世界一を自負しているが、『果たして、商売が儲かっているのか?利益も世界一なのか?』なる質問を受けました。
※答え:×
全く違います。
※確かに、中国での最終事情に関して、たくさんの情報を持っていれば、商売上有利と思い、長年に渡り情報(知識・ノウハウ)を蓄積しています。
※各金属の価格、処理方法、地域の特性、中国・中国人の性格まで・・。
※しかし、知っている=儲かるは、別物。逆に売り先の在中国バイヤー・解体業者との関係が深過ぎ、あまり無理も言えない。ムチャな商売も出来ない。
※実際、日本国内で輸出業を営む業者=同業者は、?中国での最終的な処理方法を知らなかったり、?荷物がごちゃごちゃで責任が明確にされなかったりです。
※その方が、売り手市場を良いことに、買い手(=中国)に、無理を押し付けられる。売買が成立してしまえば、それでよく、その方が儲かるのかもしれません。
※ということで、そんなに儲かってません。ご心配なく!
※雑線(コンテナ:関東地区:【6月10日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):289円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):271円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):259円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):205円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):168円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上