6月17日 相場情報

御客様各位

【6月17日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=123円38銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:17904(+113)
※N.Y.金:1180.90(-4.90)
※N.Y.原油:59.97(+0.45)
※LME銅($t/t)現物 午前:5752.0(-8.5) 午後:5738.5
※NYC銅(¢/b) 6月:262.65(-3.25)
※LME銅相場
前日に引き続きギリシャのデフォルト(債務不履行)やユーロ離脱懸念の高まりからリスク回避の動きが優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:760円、午後:750円、N.Y.:760円

【6月16日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:770円(6月12日より-20円)
※上海先物取引所 銅 6月42320(-270)
※LME場外は若干反発。上海先物 銅は引き続き下落。中国内スクラップ(光亮銅)は、前日比マイナス400元/T、雑線単価はマイナス3円(臨時メール)。
※被覆線スクラップで、銅の歩留まりの低いものも、なかなか判断が難しい品物です。
※例えば、鉄巻きであったり、ステンレス巻きであったりすると、被覆材の一部である鉄・ステンの重さで銅の割合が低くなります(注:誤解のないよう、鉄巻きでも歩留まりの高い線はあります) 。
※なにが難しいかと言えば、ここ10年〜20年間、日本国内で解体をしている人が、実質いないということ。※例えば、いろんな線が混じった被覆線でも、平均銅分5割、6割あると、日本の問屋さん、ナゲット屋さんが、解体をしたり、ナゲット加工した実績がある(採算が合う為)。
※が、先に述べた鉄巻き線など、歩留まりが30パーセント程度のモノは、業界キャリア40年選手であれば、自らの手で加工したことがあるでしょうが、ここ最近は、みなそのまま輸出。採算が合わない為。
※『(輸出を促進している)お前が何を言うんだ!?』という感じですが、とにかく、自ら手掛けた加工実績はないのです。
※a知識として知っていたり、bサンプルを分析するのと、全て自ら解体するのは、やはり違います。
※そういう意味では、来日した中国人の見る目は信頼度が高い。自ら何度も加工したと言われると、歩留まりの見方に、説得力があります。

※雑線(コンテナ:関東地区:【6月16日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):284円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):266円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):254円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):200円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):163円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】 以上