6月27日 相場情報

御客様各位

【6月27日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=123円88銭【5:50現在】
※N.Y.ダウ:17946(+56)
※N.Y.金:1173.20(+1.40)
※N.Y.原油:59.63(-0.07)
※LME銅($t/t)現物 午前:5731.0(+15.5) 午後:5776.5
※NYC銅(¢/b) 6月:264.50(-0.05)
※LME銅相場
27日のユーロ圏財務相会合が注目されるなか、ギリシャ支援合意に向けた期待感などから買い優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:760円、午後:760円、N.Y.:770円

【6月26日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:760円(6月25日より+20円)
※上海先物取引所 銅 6月42170(+100)
※上海先物 銅は上昇。
中国内スクラップ(光亮銅)は、前日と変わらず。雑線価格はプラスマイナスなし。
※意外な処ではありますが、弊社中国以外にも、海外との取引があります(量的には圧倒的に中国との取引が多いですが)。
※韓国向けのアルミ輸出や、台湾向けのステンレスなどがその例。あと東南アジアからピカ線を輸入したりと、、。
※そもそも日本→中国へ輸出取引が出来るのは、高くなった高くなったとは言え中国の人件費が安い為です。
※天津に輸出する雑線も、台州に輸出する雑品も、現地ではローカルスタッフが、手作業で解体をしている。つまり人件費が高い国→人件費が安い国、先進国→新興国という取引・・・?。
※一方、韓国にアルミを輸出したり、台湾にステンレスを輸出したり(はたまた、マレーシアから銅屑を輸入したり)というのは、相手国の人件費が安いから出来る取引ではありません。
※日本と全く同じように、アルミ、ステンレス、銅の需要家(Smelter=メーカー)が現地にはあり、日本と同じ仕事・作業をしている。
※が、何らかの理由で、(A)日本のメーカーの買値が安い、韓国のメーカーが高い。または、(B)日本のメーカーが荷物を買わない、韓国のメーカーが荷物を欲しいという場合に、日本→韓国(海外)という輸出が成立する。
※誤解を恐れず(大雑把に)言うと先進国→先進国という構造。・・・?《注:先進国の定義は難しい。》
※なので、日本の現場において輸出!輸出!とは言っても?なのか?なのかを判断しないと間違いを犯します。
※例えば『中国の雑品が最近安いから、替わりに韓国に出したらどうだ?』なる質問は、少しピンぼけとなります。
※銅、アルミ、ステンレスが国際相場で、ほぼ同じである日本と韓国。人件費もさして変わらない二国間で雑品の輸出入は成立しません。
※雑線(コンテナ:関東地区:【6月26日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):279円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):261円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):249円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):195円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):158円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】      以上