御客様各位
【8月4日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=123円98銭【6:55現在】
※N.Y.ダウ:17598(-91)
※N.Y.金:1089.40(-5.70)
※N.Y.原油:47.12(-1.40)
※LME銅($t/t)現物 午前:5176.5(-43.5) 午後:5184.5
※NYC銅(¢/b) 8月:234.75(-2.00)
※LME銅相場
中国経済への懸念や原油、貴金属安などを背景に続落した。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:690円、午後:690円、N.Y.:690円
【8月3日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:690円(8月3日より-10円)
※上海先物取引所 銅 8月38690(-220)
※上海先物、 銅は下落。中国内スクラップ(光亮銅)は価格が提示されず、先週末比マイナス500人民元を予想し、雑線価格はマイナス5円(臨時メール)。
※前回、自ら書いていて違和感を感じたのは、『翌年、売上を拡大する為に、他社と競合し粗利を5円/kgに削り、仕事〜中略〜増やした。』という表現。
※従来、商売において、利幅を下げて売上を伸ばすというのはリーサルウェポン=最終手段です。
※ラーメン屋を例にしましょう(最近、ワンパターン←注意:中国語の‘バカ’ではありません)。1杯600円で売っているラーメン屋が、売上不振だとします。
※値下げせず600円のまま、口コミで客が増えればいい。 もしくは、味を向上させる、 ビラを配る、サービスを良くする、場合によっては看板娘を入れるなどand so on...
手段は色々あり。
※で、ラーメンを1杯300円にするというのは最も安直アンチョクで、アタマの悪い作戦です。 結果、1日200杯売れてたラーメンが400杯売れても利益は同じ。
大将は倍疲れる(麺の湯切りも、皿洗いも、倍やらにゃならん)。
※話を戻します。
非鉄スクラップを集める際、他社が雑線を250円で買うなら『うちは255円で買います』というのは謂わば‘ラーメン300円作戦’です。
※量をいくら集めても売値は絶対に変わらない為、自社の利幅を削っているのは明らか(ある程度の量を扱う輸出業者の中国向け売値はどこも変わりません。ここら辺に幻想がありますが、売り価格など誰がやってもほぼ一緒)。
※ラーメンの価格、A社が450円、B社が300円、ならば、うちは290円まで下げます!と言っている競争に他ならない訳です。
※結論。 価格競争をして量を集めるしか方法がないことに、この業種のやるせな‘す’、もといやるせな‘さ’がある訳です。 ラーメン屋のように、色々な手段があればいいのですが・・・・。
※雑線(コンテナ:関東地区:【8月3日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):254円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):236円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):224円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):170円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):135円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上