御客様各位
【10月15日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=118円71銭【6:55現在】
※N.Y.ダウ:17891(-343)
※N.Y.金:1179.80(+14.40)
※N.Y.原油:46.64(-0.02)
※LME銅($t/t)現物 午前:5278.0(+17.5) 午後:5291.5
※NYC銅(¢/b) 10月:242.00(+2.85)
※LME銅相場
弱い米経済指標に反応したドル売りを背景に買い戻しが優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:670円、午後:670円、N.Y.:680円
【10月14日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:690円(10月13日より+20円)
※上海先物取引所 銅10月39750(0)
※上海は小幅な値動き、為替が円高で雑線価格はマイナス1円(臨時メール)。
※海上運賃(OceanFreight:O/Fと表記)について。※そもそも日本→中国に金属スクラップが輸出されているのには、その運賃コストの安さが前提になっています。
※コンテナ輸送の場合、その運賃は需要によって変わります。単純に距離=料金ではなく、必ずしも近い=安いではありません。
※例えば、40Fコンテナを横浜港→天津港まで計算した場合、港〜港間の費用(これをOceanFreight言います)は、僅か3万円/1本程度です。
※注:これ以外に、港のチャージや輸出の諸掛など様々な費用が発生します(場所にも因りますが、日本の工場から中国の各港迄は1コンテナ当たり、ざっくり15万〜20万円くらいと考えるべきでしょう。)。
※O/F3万円=安いと感じる方が多いと思います。 が、これは、ひとえに中国→日本への輸入品が多く、その帰りに何か荷物を積みたい船会社(=コンテナの所有者)の思惑から、安くなっているのです。
※業界風に言うと”帰り荷”です。トラックを走らせ、帰りに空で帰るよりは、何かを積んで行った方が、運賃が安くなるのと同じ。
※その為、中国向けと距離が大して変わらない東南アジア諸国へのO/Fは異なり、場合によっては中国向けの2倍、3倍となる訳です。船会社は、片道で往復の料金を請求しないと合わない為。
※蛇足になりますが、先日、バングラデッシュ向けの運賃を見積依頼した処、中国よりは距離があるとはいえ、トータルで3倍くらいの金額となってしまいました。バングラ→日本の貨物がない証拠ですね。
※雑線(コンテナ:関東地区:【10月14日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):242円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):225円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):212円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):158円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):126円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】 以上