12月2日 相場情報

御客様各位

【12月2日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=122円88銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:17888(+168)
※N.Y.金:1063.50(-1.80)
※N.Y.原油:41.85(+0.20)
※LME銅($t/t)現物
午前:4619.0(+23.5)
午後:4633.0
※NYC銅(¢/b)
12月:206.65(+2.20)
※LME銅相場
ファンド勢のユーロ買い戻しが強まったことや、前日の中国の精錬銅20万トン減産の報道などが好感され買い優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:610円、午後:610円、N.Y.:600円

【12月1日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:610円(12月1日より+10円)
※上海先物取引所 銅12月35140(+310)
※上海は反発、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比400人民元、雑線価格はプラス3円(臨時メール)。 ※IMF国際通貨基金が、11/30新たに中国の通貨・人民元を世界の主要に位置づけしたというニュースが入りまいした。
人民元が、ドル、ユーロに次ぐ、第3の通貨に位置づけられた(日本円が抜かれ第4の通貨となった)。※具体的には?IMFが非常時な備えた「SDR」に、新たに人民元を含めることにした(主要通貨ドル、ユーロ、ポンド、日本円に人民元を加えた)。←「SDR」はややこし過ぎるので無視。
※さて、これに伴い今後、我々非鉄スクラップ輸出に影響はあるか?なる質問を受けました。
※答:『ありません。』
※?国際決済市場でのシェア(15/8月)は、ドル44.8%、ユーロ27.2%、ポンド8.46%。人民元の決済シェアは2.79%、日本円2.76%
なので共に鼻くそみたいなもので、今後も、基軸通貨はドルです。 (L/Cの発行も80%以上はドル)
※中国へ輸出した代金の送金には、今後も、ドルが使われるか、もしくは中国で日本円を買って日本円を送るかです。
※?人民元で代金を送金することは、現在でも可能です。 ですが、結局、人民元を日本円に替えなければ、弊社は支払いが出来ません。
弊社からの支払いで人民元を希望される問屋は、今のところいらっしゃいません。 何故なら、問屋に持ち込む、軽トラのおじちゃんに人民元を払っても、近所で一杯は出来ない為です(笑)。
※?(補足)人民元は管理変動相場制を採用しており、変動相場制ではありません。 急激な上げ下げを、人民銀行が管理している為、実質、ドル(ドルを中心にし11の通貨=バスケット)に連動して動きます。 ※雑線の価格は、円安ドル高なると国内の値段は上がり、円高ドル安になると国内の値段は下がります。 日本円の対ドルレートだけウオッチしていれば、人民元をウオッチしているのと同じです。

※雑線(コンテナ:関東地区:【12月1日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):205円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):188円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):175円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):121円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):108円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上