御客様各位
【12月8日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=123円30銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:17730(-117)
※N.Y.金:1075.20(-2.95)
※N.Y.原油:37.65(-2.32)
※LME銅($t/t)現物
午前:4592.5(-44.5)
午後:4570.5
※NYC銅(¢/b)
12月:204.45(-2.95)
※LME銅相場
ドル高や原油安を背景に目先の利益を確定する動きが優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:610円、午後:610円、N.Y.:600円
【12月7日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:610円(12月1日より+10円)
※上海先物取引所 銅12月35410(+590)
※上海先物銅、週明け反発。中国内スクラップ銅(光亮銅)は先週末比プラス400人民元、雑線価格プラス3円(臨時メール)。
※中国の状況は良くない?と、よく聞かれます。以下、少し整理しました。
※まず、最近の状況をまとめておきます。
※1まずは中国側の買い方。とにかく何も変わってません。現在の価格で合う荷物は、普通に売買可能ですが、相場の下落で、日本国内に合う荷物が皆無につき、動いていない(これは国内商売と同じ、みな塩漬け)。
※2在中国、在日本のバイヤーが所謂「要らない価格」を出していている。
これも、下げの局面では昔から=いつものこと。(業界の方は既に慣れっこ)
※次に、今年の傾向。
※3弊社も含め輸出専業者は、以前に比べ儲からない非鉄スクラップ輸出の仕事から撤退したり、潰れたりしている。
(小生独自の見解ですが、実は聞いていると、国内商売をメインにされている問屋は輸出屋ほどには悪くないよう。輸出屋の方がより成績の悪さが鮮明:明日のメールで詳細)
※4一般報道で、中国が悪い、経済減速、と連日、ニュースで流れる。(爆買いは個人消費の一面なので、中国経済全体が以前に比べ悪いのは間違いない)
※皆さんが入手した、中国は良くない!という(ざっくりした)情報。
a本当に中国が買っていないか?国内も同じでは?
b数ヶ月の話か年単位の話か?
cこの業界だけの話か中国全体の話か?
を、整理して考えるといいと思います。
※中国は悪い?だと大雑把過ぎて答えにくい。
※雑線(コンテナ:関東地区:【12月7日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):208円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):191円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):178円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):124円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):111円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上