1月21日 相場情報

御客様各位

【1月21日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=116円87銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:15766(-249)
※N.Y.金:1106.20(+17.10)
※N.Y.原油:25.66(-1.91)
※LME銅($t/t)現物 午前:4347.0(-93.5) 午後:4356.5
※NYC銅(¢/b)
12月:195.60(-1.75)
※LME銅相場
原油相場の下落や中国経済成長への懸念も、中国当局が景気刺激策を講じるとの期待が下げ幅を抑えた。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:550円、午後:550円、N.Y.:550

【1月20日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:550円(1月18日より-10円)
※上海先物取引所 銅2月35110(-20)
※上海先物 銅は小幅な値動き。銅スクラップ相場は、前日比マイナス100人民元、雑線価格はマイナス1〜2の下げ(臨時メール)。
※被覆線スクラップを扱っていることもありますが、ここ半年ほど多い相談は、被覆材スクラップ、つまりビニールやポリの処理です。
※被覆線から剥離されたり、ナゲット加工されたビニールやポリのスクラップは金属同様、中国向けに輸出されていました。
今でも基本的なルールは変わっていない為、一部は中国向け輸出→中国にて再生というルートを辿っています。
※が、劇的に変わってしまったのは単価、原油相場の下落もあり、ビニール=PVCの単価は昨年から大きく下落してます。
※中国現地の売り値は有価ですが、そこまでの運賃や税金を考慮すると、日本での価格はマイナスになります。=実質産廃
※もっと言うと中国現地では、在庫が溢れ返り、有価であっても買い手が全くいないというのが実状です。
産廃であっても、冷凍カツのように横流し出来ればいいのですが(←あっ、これダメです。警告)、処理費用がかかるビニールスクラップを、買ってくれる人はいないでしょう。 
※剥線加工、ナゲット加工をしている業者には、売れていた物が売れず、処理費用が上がる為、頭の痛い問題となります。

※雑線(コンテナ:関東地区:【1月20日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):201円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):190円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):181円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):175円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):136円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):115円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上