御客様各位
【2月13日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=113円30銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:15973(+313)
※N.Y.金:1239.40(-8.40)
※N.Y.原油:29.44(+3.23)
※LME銅($t/t)現物
午前:4488.0(+14.5)
午後:4500.5
※NYC銅(¢/b)
2月:202.70(+2.30)
※LME銅相場
相場の反発を背景に買い戻しが優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:550円、午後:550円、N.Y.:550円
【2月12日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:580円(2月9日より-10円)
※上海先物取引所 銅 休場
※中国内銅スクラップ相場は、LMEの水準から10日に比べ大きな変動はなしと予想。円高で雑線価格はマイナス3〜4円(臨時メール)。
※リスペクトすべき雑品業者(バルク船業社)を訪問しました。
※こんな相場ではありますが、昨年、きちんと利益を上げております。それなりに理由がある訳で、皆さんに、その一部をご紹介します(勝手に教えちゃって、ごめんなさい)。
※特徴的なのは
(1)取り易い鉄は、日本でとにかく外す。
(2)あくまで中国側の計算に基づき購入する。
(3)量を追わない。
※業界の方なら詳細説明は不要だと思います。
※全て当たり前と言えば当たり前。取り立てて難しいことはありませんが、意外に徹底出来ない。
※徹底出来てない雑品業者を見ると、特に(2)の日本側の事情で雑品価格を決定している会社が多いです。
※例えば工業雑品と言われるモノでも、鉄が多いまま。日本国内の鉄が○○円だから、雑品は『鉄+○円=○○円』という価格の決め方をしている。
※実はこうした会社の工業雑品、大手鉄屑業者から大量に排出されていますが、中国の台州・寧波側では全く採算が合っていない
(日本側の理屈で価格を決めている為)。
※では何故継続して中国側は買い続けるか?
※買い続け、荷物を回転していないと資金が詰まり事業が継続できない為(死んでしまう為)だからだと予想してます。
※採算が合わない=解体した鉄・非鉄を、中国現地で売りコストを引けば大赤字。なので精算せず、資金だけを調達し又買い付けるという訳です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【2月12日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):192円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):182円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):173円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):168円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):130円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):110円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上