2月18日 相場情報

御客様各位

【2月18日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=113円82銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:16453(+257)
※N.Y.金:1211.4(+3.2)
※N.Y.原油:30.66(+1.62)
※LME銅($t/t)現物
午前:4562.0(-21.5)
午後:4580.5
※NYC銅(¢/b)
2月:207.4(+2.50)
※LME銅相場
銅需給の改善期待や原油先物の上昇、欧米株の上昇などを好感して買い優勢となっ
た。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:560円、午後:560円、N.Y.560円

【2月17日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:550円(2月15日より-30円)
※上海先物取引所 銅 35550(-150)
※上海先物 銅は下落、中国内銅スクラップ相場は、まだ本格的に動いてません。
前日比マイナス100人民元を予想、為替が再び円高で雑線価格はマイナス3円(臨時メール)。
※先日のメールで台州・寧波向けの雑品について記した内容で質問を受けた為、改めて説明しておきます。
※最近、工業雑品の鉄を、なるべく外してから輸出する傾向が強くなっている話です。
※中国内の一番悪い鉄スクラップ価格は現在530人民元/M、これは日本円で9216円/MTになります。一般でも650人民元〜700人民元。※一方日本では東鉄(田原)発表価格は二級14,500円、級外11,500なので、中国は日本に比べ安いですね〜ということになります・・・が、問題は税金です。
※中国は輸入する際に、雑品に対して1000人民元/MT程度の税金を課してます。※日本で20円であれ30円であれ仕入れた工業雑品の鉄部分、中国で解体して売ったらマイナス=実質逆有償な訳です。
鉄の売り値が530人民元で、税金が1000人民元なら赤字ということ。
※そりゃ、なるべく鉄を減らしたいという意識がかかります。日本で集荷している雑品業者は、集荷した荷物をそのまま船積みせず、鉄をあらかた除去(ガス切り)する作業にコストをかけても、その方が得ということです。
※場合に因っては中国から中国の解体作業員を研修目的で連れてきて鉄の除去をしているケースもあり、さながら現場は中国台州状態(日本なのに)ということも。
※但し注意が必要なのは、'あらかた'の除去、に留めること。結局鉄を取り除いた後の雑品上(=鉄が少ない雑品)は中国に輸出されます。
※その為、完全に鉄を取る必要はありません。まともに解体していると除去費用が高くつき、逆に採算を悪くします。
※雑品上の売値と除去費用との計算=バランスが必要です。

※雑線(コンテナ:関東地区:【2月17日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):200円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):189円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):180円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):175円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):135円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):115円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上