※お客様各位
【2月24日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=112円05銭【5:48現在】
※N.Y.ダウ:16431(-188)
※N.Y.金:1222.60(+12.50)
※N.Y.原油:31.87(-1.52)
※LME銅($/t) 現物
午前:4663.5(-32.5)
午後:4637.5
※NYC銅(¢/lb)
2月:210.45(-0.85)
※LME銅相場
原油先物相場の反落や、中国懸念の再燃などを背景に利益確定の売りが優勢となった。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:570円、ロンドン午後:560円、N.Y.:560円
【2月23日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:570円(2月18日より+20円)
※上海先物取引所 銅3月:36140(+160)
※上海先物 銅は小幅な値動き。中国内銅スクラップ相場は前日比変わらず、円高で雑線価格はマイナス1円(臨時メール)。
※プラスチック屑の迷走。※ここ半年ほど、原油価格の下落から、特にプラスチック屑の価格下落が酷いという話を、何度かしております。
※中国向け被覆線スクラップに関係するのは、その被覆材であるPVCやPPの中国現地価格が下がり、中国の税金や運賃を引くと日本での売買価格がマイナスになる(=所謂'産廃'になる)。
※それも数円の話ではなく、15〜20円のマイナスとなっており、国内加工されてる方には大打撃。
※ここ迄は皆さんご存知で、問題はここから。
※プラスチック屑専業の輸出業者は、緊急避難的に中国以外の国、特に東南アジア諸国にその仕向地を変えました。
※少しでも採算を良くする為(中国の税金を避ける為)、別の国での再生加工を増やした(元々やってますが第三国向け比率を高めた)。が、それが上手く行っていないよう。
※タイ、マレーシア、インドネシアなどは、単純に処理能力が低く大量のプラの再生が出来ない。又、出来上がった再生ペレットの需要も、そもそもない(中国に比べ少ない)。
※因って、日本での輸出向けプラスチック屑市場は、更に悪化する可能性あります。つまり『やっぱりダメでした〜』と、引き受け出来ないとする会社が、今後増えると予想される訳です。ご注意を。
※雑線(コンテナ:関東地区:【2月23日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):199円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):188円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):179円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):174円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):135円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):114円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上