3月4日 相場情報

※お客様各位

【3月4日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=113円62銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:16943(+44)
※N.Y.金:1258.20(+16.40) 
※N.Y.原油:34.57(-0.09)
※LME銅($/t) 現物
午前:4830.0(+50.0)
午後:4855.5
※NYC銅(¢/lb)
2月:220.45(+2.70)
※LME銅相場
原油先物が一時35ドル台に乗せたことやドル安を好感し買い優勢となった。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:590円、ロンドン午後:600円、N.Y.:600円

【3月3日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:570円(2月18日より+20円)
※上海先物取引所 銅3月:36650(+380)
※上海は上昇、中国内スクラップ価格は聴取してませんが、為替も考慮して雑線価格に変動ありません。

※2007年に北海道にあるミートホープ社の食品偽装が話題になりました。
牛肉100パーセントの挽肉の中に豚肉、鶏肉、パンの切れ端などの異物を混入させて水増しを図った(ほか、色味を調整のために動物の血液を混ぜたり等等)。その後同社は告発され、最後は自己破産申請。

※実はこの挽肉を作る技術、かなり凄いと聞いたことがあります。 人が見向きもしない悪い?部位を、上手く混ぜ商品として問題ないレベルにすることが出来たとか(無論、儀装は犯罪なので許されませんが)。
※さて何の話か?
この挽肉ビジネス、ちょっ、鉄クズや、山行きなど金属屑ビジネスに似ていませんか?

※例えば電炉メーカーに鉄屑を納めるとき、僅かながらでも土・ゴミが入るはずです(ゴミ0というのはそもそも無理)。
※これはインチキではありません、メーカーは購入条件の範囲で、僅かでしょうが不純物(土・ゴミ)の混入を認めてる。
※なので、条件の範囲以内で不純物を混ぜていても、問題にはなりません。真っ当なビジネスです。

※一方、弊社の雑線輸出ビジネス。コンテナ詰め後中国に輸出され、現地客先で手解体される為、銅の歩留まりから不純物まで全て明らかになります。 上述のような異物混入することは一切不可です(必ずバレる為)。
※もし雑線の中に家電線(異物)を混ぜて、客先にバレなければ儲かることだな〜などと思う事も
・・・メタルホープに社名変更するか?!

【注】
ミートホープ社は他にも、消費期限切れのラベル貼り換え、腐りかけて悪臭を放っている肉の使用、ブラジルの鶏肉を国産牛と偽装、サルモネラ菌が検出されたソーセージのデータを改ざん・・・と、極めて異常な犯罪行為を繰り返してました。 今回の話はあくまで冗談で、金属屑業界と比較にはなりません。

※雑線(コンテナ:関東地区:【3月3日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):205円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):194円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):185円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):179円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):140円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):119円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上