御客様各位
【3月18日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=111円39銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:17481(+155)
※N.Y.金:1265.00(+35.20)
※N.Y.原油:40.20(+1.74)
※LME銅($/t) 現物
午前:5029.0(+84.0)
午後:5066.5
※NYC銅(¢/lb)
3月:228.90(+5.75)
※LME銅相場
前日の米FOMCで米FRBが昨年に予告したペースでの利上げを行わないと示唆したこと、ドル安や在庫の減少などを好感した。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:610円、ロンドン午後:610円、N.Y.:610円
【3月17日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:610円(3月14日より+10円)
※上海先物取引所 銅3月:37620(+390)
※上海先物 銅は上昇、銅スクラップ相場は前日比プラス300人民元、雑線価格はプラス1〜2円。
※★日本時間18日朝の相場では円高ドル安が進んでいます。ご注意を!!
≪つづき≫
※さて、A社は、ペナルティをB社に5円払い(B社からは10円請求されたが、5円値切って払った)、C社には205円で売り、まんまと儲けました。
※採算を見てみると、
・最終売値 △ 当初売値 △ ペナルティ = 契約破棄で得した利益
となります。
・205円△195円△5円=10円 (×50トン=50万円得した)
※A社の’してやったり顔’が目に浮かびます。
※が、失ったモノはないでしょうかか?(いや、あります←反語)
※それは信用です。
※B社は今回の一件で、いろいろな損失を受けます。
(1)契約破棄で1つの契約を無くし、単純に利益が減っています。
(2)第三者から雑線50トンを調達する時間と手間をかけてます。
(3)次回キャンセルされるのでは?という不安に駆られます。(B社は売り先に納入責任がある為、ドタキャンは大変迷惑。)
※つまり、A社が思う以上に、今後B社から取引を敬遠される訳です。
※瞬間的にはA社は利益を得ますが、自社の信用を無くし、長期的には売り先B社自体を無くす可能性がある訳です。
※雑線(関東地区:【3月17日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):214円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):203円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):193円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):188円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):147円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):125円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上