御客様各位
【6月9日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=106円97銭【06:30現在】
※N.Y.ダウ:18005(+66)
※N.Y.金:1262.30(+15.30)
※N.Y.原油:51.23(+0.87)
※LME銅($/t) 現物
午前:4590.5(+1.5)
午後:4578.0
※NYC銅(¢/lb)
6月:206.25(+1.15)
※LME銅相場
ドル安や中国の輸入が好調だったことを手掛かりに買いが入った。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:540円、ロンドン午後:530円、N.Y.:530円
【6月8日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:540円(6月6日より-20円)
※上海先物取引所 銅6月:35470(-520)
※上海先物銅は下落、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比マイナス400人民元、円高もあり雑線価格は大幅4円下げ(臨時メール)。
※中国は6日(木)〜9日(土)端午節(端午の節句)で休場になります。
※日中商品検査について説明しておきます。
※中国当局が設立し中国にスクラップ(金属・プラ・紙全て)を輸出する側の国にて、輸出禁止物の混入を検査をする為の機関です。 現在、日本ではCCIC JAPANという会社1社(JCICとCCICが合併)、該当する会社は世界各国にあることになります。
※CCIC JAPANにはそれほど多くの方が在籍する訳ではなく、日々の検査には検査業務を委託された新日本検定(新検)とか、海事検定とか、日本の大手検査機関の方がいらっしゃいます(CCICのジャンパーを来てますが、日本の大手検査会社の方です)。
※CCIC は検査された写真や資料を検査員から集め、一括管理し検査合格証を発行する。これがないと中国で輸入通関手続きが出来ません。(もちろん、スクラップに関してのみですが)
※ややこしいのは仕向地が香港の場合のみ、日本側での検査は不要であること。実際には、香港→大陸の各港に入る際に、同等の検査をしてるらしい(香港=検査不要、ではない)。
※コンテナ詰め作業をする現場では、雑線のときには検査が来るとか、ワイヤーハーネスのきには来ないとか、誤解されている方もいるようです。ワイヤーハーネスは香港経由で中国に入る広東省のバイヤーに価格競争力があり、結果、検査が来ないこと多いのだと思います。
≪つづく≫
※雑線(関東地区:【6月8日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):187円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):177円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):168円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):163円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):126円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):107円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上
6月9日 相場情報