御客様各位
【6月10日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=107円05銭【06:30現在】
※N.Y.ダウ:17985(-19)
※N.Y.金:1272.70(+10.40)
※N.Y.原油:50.56(-0.67)
※LME銅($/t) 現物
午前:4546.0(-44.5)
午後:4493.5
※NYC銅(¢/lb)
6月:204.00(-2.25)
※LME銅相場
6月23日の英国民投票が接近するなか、欧州通貨がリスク回避の売りに押されたことを背景に売り優勢となった。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:530円、ロンドン午後:530円、N.Y.:530円
【6月9日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:530円(6月9日より-10円)
※上海先物取引所 銅6月:-----(+-)
※上海先物銅は 中国内スクラップ(光亮銅)は端午節で休場。 雑線価格は僅かな円高でマイナス1円(臨時メール)。
※《CCIC JAPAN の話 つづき》
※検査員がコンテナ作業を監視するような検査はない方がいい。いっそ全部(日本で検査がない)香港向けに輸出すればいいじゃないか?
とお思いでしょう。
※ですが、中国は地域により、加工するスクラップ・アイテムに、得意不得意があります。
※例を挙げますと、同じように中国に輸出されているスクラップでも、雑線は天津、ミックスメタルは広東省が得意です。
※得意=価格競争力である為、価格を高く売ろうとすれば、どうしても仕向地を選ぶことが出来ません。
※具体的に雑線の輸出で話すと、弊社が天津向けコンテナ詰め200円/KGで買えるものを、香港向けに売ろうとすると、190円/KGでしか買えないということになります。
※バン詰めをして頂ける仕入先の会社が『190円/KGでもいいから検査員が来ない方がいい!』と言って頂ければ、それは可能です。 弊社としてはそのようにさせて頂きます。
※香港経由で輸入する中国広東省の各バイヤーは、雑線に関して価格競争力がありませんが、10円/KG下げてくれれば買うことは可能。弊社はそこに運ぶだけです。
※しかしながら、『10円/KG安くても検査員が来ないように!』とおっしゃった仕入先社長には、過去、一度もお目にかかったことがありません。
(おしまい)
※雑線(関東地区:【6月9日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):186円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):176円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):168円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):163円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):126円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):107円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上