御客様各位
【7月26日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=105円77銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:18493(-77)
※N.Y.金:1319.50(-3.90)
※N.Y.原油:43.13(-1.06)
※LME銅($/t) 現物
午前:4920.0(-36)
午後:4889.5
※NYC銅(¢/lb)
7月:221.60(-1.80)
※LME銅相場
今週26〜27日に開催される米FOMCを前に方向感なく推移した。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:570円、ロンドン午後:560円、N.Y.:560円
【7月25日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:570円(7月20日より+20円)
※上海先物取引所 銅8月:38100(-250)
※上海先物 銅は下落、中国内スクラップ相場は前日比マイナス100人民元、雑線価格はマイナス2円(臨時メール)。
※例えばコンテナで4本〜8本=100トン〜200トン単位の大量なofferを頂くこともあります。
※キロにして僅か2〜3円の差で価格が折り合わないという残念なことも(口銭取り過ぎだと言われたり。。笑)
※以前であれば、2〜3円の差など没問題!と、勢い決めることもありましたが、今は、適当には決めれません。買えない理由があります。
※(1)まず相場が下がってきて3円自体の重みが違うということ。建値が570円、ピカ線が500円前後の今、3円は歩留まり0.6%を意味します。銅価格が高ければ3円の重みは小さく『ま、いっか』と値引き・値上げが出来たかもしれませんが、今は2〜3円の重要性が高い。
※(2)又、中国側もかつては利幅があった為、2〜3円付けてもモノが欲しいという場面がありました。が、今は最初から限界値で交渉してる為、ネゴ代(allowance=許容範囲)がない。
※(3)実は品質の問題もあります。商売自体に余裕があったときは、国内の仕入先の雑線品質が、‘実は’良かった。細かく選別をする暇もなく、必要もなかった為、歩留まりの良い線が紛れてました。
※今はa競争が厳しくb仕事が暇である為、歩留まりの良いモノが抜かれているケースが多い。 そこで利益を出そうとしている。
※弊社の直接の仕入先は『昔と同じ品質管理をしている!=良い線を抜いてない』とおっしゃいますが(=それはその通りですが)、仕入先に入る時点で僅かづつ歩留まりが落ちている可能性があるのであります。
※(1)(2)(3)そんなこんなで、2、3円合わないと、泣く泣く契約を見送る訳です。
※雑線(関東地区:【7月25日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):191円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):181円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):172円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):167円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):130円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):110円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上