御客様各位
【8月5日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=101円21銭【06:58現在】
※N.Y.ダウ:18352(-2)
※N.Y.金:1367.40(+2.70)
※N.Y.原油:41.93(+1.10)
※LME銅($/t) 現物
午前:4787.0(-57.5)
午後:4789.5
※NYC銅(¢/lb)
7月:217.40(-2.20)
※LME銅相場
統計発表を控えてトレーダーが利益確定の売りを出したほか、中国で追加金融緩和観測が後退したことも相場を抑えた。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:530円、ロンドン午後:530円、N.Y.:530円
【8月4日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:530円(8月4日より-20円)
※上海先物取引所 銅8月:37540(-240)
※上海は下落、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比マイナス100人民元、雑線価格は変わらず。
※ちょっと分かりづらいのですが、米ドルと人民元の為替レートは‘ほぼ’固定です。
※ほぼと言うだけあって、決まった範囲(割合)以内で、中国政府はレートを動かせます。
※ここ数週間こそ対ドルで人民元高に修正されてますが、長い目で見るとドル高人民元安傾向です(昨日メールに載せた毎日新聞の記事参照)。
※ポイントはここからで、ご存知の通り、最近、ドルはドルで日本円に対して下落しています。円高ドル安傾向。
※仮に人民元ドルに対して1%下落し、ドルが日本円に対しても1%下落しているとします。
※在中国のバイヤーが、仕入れの為に日本円を買おうとすれば、1%+1%=2%の為替下落影響を受ける訳です。
※スクラップ原料ビジネスでは、為替の影響は瞬時に品物の単価に反映されます。
※その為『人民元安=雑線の買い気が落ちる』訳ではありません。 例えば人民元安が進んでも、昨日200円だった雑線が199円、198円と下がるだけなので、価格を下げれば買えるはず。
※人民元安を理由に買わないと言うのは、あまり正当な理由とは言えず、ただ逃げ腰なだけ。
※ですが、中国の買い手にするとa少しの間送金をためらったり、b契約を一時しないという理由にはなります。
※その際、ドル円レートだけでなく、(日本では、あまり気にもされていない)人民元ドルレートの影響もあるという話でした。
※雑線(関東地区:【8月4日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):182円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):173円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):164円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):159円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):123円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):104円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上