御客様各位
【8月11日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=101円27銭【06:58現在】
※N.Y.ダウ:18495(-37)
※N.Y.金:1351.90(+5.20)
※N.Y.原油:41.71(-1.06)
※LME銅($/t) 現物
午前:4874.5(+95.5)
午後:4847.0
※NYC銅(¢/lb)
7月:217.05(+2.10)
※LME銅相場
前日公表された弱い米労働生産性の指標をきっかけに、米FRBの利上げ観測が後退したことで、ドル安が進行し銅を押し上げた。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:540円、ロンドン午後:540円、N.Y.:530円
【8月10日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:530円(8月4日より-20円)
※上海先物取引所 銅
8月:37240(-40)
※上海先物銅は小幅な値動き、中国内スクラップ相場は前日比変わらず、円高で雑線価格はマイナス1〜2円(臨時メール)。
※入札に参加すると単品の入札であることは、まずありません、多品種:場合に因っては数十種類の被覆線が一つになった山に対してキロいくら?かという
価格を出していきます。
※方法は単純で、Aの銅歩留まりが何%で全体の何割、Bの銅歩留まりが何%で全体の何割、CがDが・・・で、全体で銅分が何パーセントなのかを判断します(加重平均)。
※如何にその精度を上げるかが勝負です。
※仮にAを45%と判断するも、見間違い心配だから低めに見よう。 Bも低め、Cも低めと、と判断して行くと、全体の評価はだいぶ下がります。
※加えて、今後の相場下落も心配だからと、安めの価格にし札入れすると、まず入札は落ちません。
※問題はここから。
※入札は、入札主催者(1社)→札入れ業者(複数)→買い手(札入れ業者より更に多い)という構造です。
※毎回毎回入札の度に、安全を見る買い手には、札入れ業者から声がかからなくなります。
※入札で評価を間違え高い買い物をする(=失敗する)のは嫌だからと『絶対に損しないときだけ落札すればいい』という発想もあります。
※100回に1回だけ得をして、あとは逃げれば儲かります。
※ですが、リスクを負わないで安全だけを見る買い手を、札入れ業者は仲間としません。日本はムラ社会ですね。
【お知らせ:相場情報16日迄お休みします。配信再開は17日】
※雑線(関東地区:【8月10日現在】)
【0】雑線(45%・赤保証):181円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):171円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):163円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):158円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):123円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):104円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上