御客様各位
【10月22日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=103円82銭【7:00現在】
※N.Y.ダウ:18145(-16)
※N.Y.金:1267.70(-0.20)
※N.Y.原油:50.85(-0.42)
※LME銅($/t) 現物
午前:4637.0(+3.5)
午後:4625.5
※NYC銅(¢/lb)
10月:208.35(-0.70)
※LME銅相場
ドルが7ヵ月ぶりの高値を付けたことが嫌気され、売り優勢となった。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:530円、ロンドン午後:520円、N.Y.:520円
【10月21日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:530円(10月14日より-10円)
※上海先物取引所 銅11月 37150(-120)
※上海は下落、中国内スクラップ銅は聴取してませんがほぼ変わらず。雑線価格は変わらず。
※国内は建値が下がって以降、銅系スクラップの市中価格は下がっています。
※どうしても少し前の高値が頭に残り、買値を間違えがちです。いざ、売値を調べてみると、エッそんな安いの?ア〜そんなもんか。となります。
日本の税関について?
※日本から輸出通関の際に、税関が規制するのは主にバーゼル条約(★注)に違反していないか?です。日本はこの国際条約に批准している為、条約を守る責任があります。
※簡単に言うと?ゴミはないか??有害物はないか?。
※金属スクラップは有価物とは言え一度使われた廃棄物ですから、具体的には?ほこり、泥、木くずなどが紛れていないか??有害性のある鉛などが規定値以内か?を調べる訳です。
※一方、日中商品検査(JCIC)が検査をしているのは、中国ただ一国の輸入禁止品目です。
※ゴミや有害物を規制するのは同じですが、中国が独自に輸入禁止している中古の自動車部品・家電のほか、生活ごみ(アルミ缶など)も規制してます。
※例えばアルミ缶プレス=UBC(Used Beverage Can)はバーゼル条約に全くひっかからないので日本からの輸出通関では何も言われません。が、中国に入るときには大問題になります=輸入出来ません。
【おわり】
★注:バーゼル条約(Basel Convention):正式名称、「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」といい、廃棄物の国境を越える移動等の規制について国際的な枠組みおよび手続等を規定した条約。
※雑線(関東地区:【10月21日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):183円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):174円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):166円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):161円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):125円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):106円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上