御客様各位
【12月1日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=114円38銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:19123(+1)
※N.Y.金:1173.90(-16.90)
※N.Y.原油:49.44(+4.21)
※LME銅($/t) 現物
午前:5740.0(-38.0)
午後:5777.0
※NYC銅(¢/lb)
12月:262.15(+2.65)
※LME銅相場
アジア時間に下値を探ったあと、この日のOPEC総会で減産で合意したことを受けNY原油が急騰、これを好感し銅はプラスに浮上した。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:700円、ロンドン午後:710円、N.Y.:710円
【11月30日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:720円(11月28日より+60円)
※上海先物取引所 銅12月 46060(-1460)
※上海は連日の大幅下落、中国内スクラップ相場は立っていません。前日比マイナス1500人民元と予想、雑線価格は7〜8円下げとしました(臨時メール)。雑線は二日間で15円〜20円下がった計算。
※さて、さて、大騒ぎの11月が終わりました。
※皆さま、12月月初の銅建値がいくらで始まるか?虎視眈々と見守っている状況でしょう。
※実際、建値が720円に上げて以降の国内相場は、価格をいくらにしていいか?よくわからない。(計算上は既に大幅下落だし・・)
※中国向け雑線ですが、上述の通り連日の大幅下げです、ご注意を。
※更に一つ情報として、中国の商習慣について付け加えます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、中国には暦年の年末(つまり12月末)に、資金を一度回収・精算するという習慣があります。銀行にしても、企業間、個人間の貸し借りでも同様です。
※それに伴い、来年以降の資金繰りが出来ず、12月に潰れる会社があります。これはどの業界に限らず、中国社会全般の話。
※これまで小生は、銅系のスクラップについて、中国は日本と違ってバンバン売れますという話をしてまいたが、年末の資金繰りに関しては別問題。
※少なからずこのタイミングで行き詰まる業者があり、銅メーカーの製品販売状況は、年末にかけて決して良くないそうです。
※因ってメーカー=需要家に銅スクラップがバンバン売れるというのは誤りで、日本と同じく足元12月の需要はからっきりだそうです。
※雑線(関東地区:【11月30日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):219円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):209円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):200円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):194円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):153円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):131円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】以上