御客様各位
【3月2日：今朝の状況】
※為替(ドル/円)：1ドル＝113円68銭【06:30現在】※N.Y.ダウ：21115(+303)
※N.Y.金：1250.00(-3.90)
※N.Y.原油：53.83(-0.18)
※ＬＭＥ銅($/t) 現物
午前：6040.0(+104.0)午後：6002.0
ＮＹＣ銅(¢/lb)3月：272.65(+2.25)
※LME銅相場2月の中国製造業ＰＭＩが予想を上回ったことが好感され買い優勢となった。
※本日時点予想計算値：ロンドン午前：730円、ロンドン午後：730円、N.Y.：730円 【3月1日：昨日の状況】
※日本国内銅建値：720円(3月1日より+20）
※上海先物取引所 3月48150(+510)
※LMEが反発した為、上海は上昇、中国内スクラップ（光亮銅）は前日比変わらずですが、雑線価格は強含み。
※国内銅建値が戻して3月が始まり、なんとなく心配していた下落基調は少し遠のいた感じでしょうか？※中国向け輸出は、いつも申し上げる通り上げ目がチャンスで、仕入先からはちらほらオファー頂き、契約に至っています(ここ１日、２日、弊社に売って頂いた方は、お上手！拍手)。
（一昨日のつづき）
『クレーム話２：中国側の立場』
※クレーム解決に於いて障害となるのが、スクラップ業界独特の『一度現物を見て買い手が納得した場合、後でクレームを受けない』という商習慣です。
※業界外からの新規参入者には、なかなか理解出来ないルールで、正に独特であります。
※当社に於いてもクレームを避ける為、毎回毎回、現物の積み込み立ち合いに行く訳ですが、買い手が見たら『後は何も知〜らない』というのは、あまりに売り手が無責任な気がします。
※例えば、売り手が本当に知らなかった悪いモノが、中国到着後判明した場合、ある程度、売り手にも責任があると思います。
※弊社が立ち合いをしていて気づかなかった“大きな品質の差”があった場合、売り手に於いても、真摯にクレームを受けて頂きたい訳です。
※それは決して、中国側買い手に屈した訳ではなく、その真摯な態度が、売り手の長期的な評価を上げ、売り手のメリットとして返ってくると考える訳です。（つづく）
※雑線（コンテナ：関東地区：【3月1日現在】
【0】雑線（45%・赤保証）：246円/kg
【1】雑線（44%・赤中心）：235円/kg
【2】雑線（43%前後・雑中心)：225円/kg
【3】雑線（40-43%雑中心 不安定)：218円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線)：173円/kg
【5】雑線（家電線・弱電）：148円/kg
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意３：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意４：コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上