御客様各位
【3月15日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=114円74銭【06:30現在】
※N.Y.ダウ:20837(-44)
※N.Y.金:1202.60(-0.50)
※N.Y.原油:47.72(-0.68)
※LME銅($/t) 現物
午前:5747.0(-47.0)
午後:5811.5
NYC銅(¢/lb)
3月:262.40(+0.75)
※LME銅相場
ドル高を背景にロンドン時間に下値を付けたが、良好な経済指標を受けてニューヨーク時間にプラスに切り返した
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:710円、ロンドン午後:710円、N.Y.:710円
【3月14日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:700円(3月10日より-10)
※上海先物取引所 3月46840(+150)
※上海先物 銅は上昇、銅スクラップ相場は前日比 プラス400人民元、雑線価格はプラス3円(臨時メールを流してません。3/15より)
(つづき)
委託加工:具体的方法
※昨日のメール&ブログの通り、既に、弊社を通じ中国向け委託加工で、メリットを享受している日本の会社(弊社仕入先)があります。
※具体的な方法を説明します。
※例えばミックスメタルを中国に輸出する場合。
※仕入先で25トンのミックスメタルをコンテナ詰めします。
※3月15日にコンテナ詰めした場合、3月15日の非鉄相場と為替レートを決め(もしくは指定の日を決め)契約とします。
※約3週間〜1か月後、中国で選別の結果が出ます。 詳細に銅、二号銅、アルミ、ステン、、、プラからゴミまで歩留まりが出ます。
※この歩留まり結果を以て、契約した3月15日の相場と為替レートで、精算をする訳です。
※買い手中国側に取っては歩留まりのズレのリスクがなく、目一杯の価格で買えます。
※売り手はその分高く売れるということになります(しかも相場リスクも、売り切りのときとあまり変わらない)。
※昨日申し上げた通り、中国側を信用するか?に因る訳ですが、今や、中国は謎の国でもなんでもありません。
売り先を信用出来ればこの仕組みは成り立ち、売り手・買い手・双方にメリットがあります(正にwin-win)。
※国内向け山行きには疑問を持たず、中国向け委託加工には、踏み出しにくいでしょうか?
※それはつまり、日本の大手・一部上場企業は信用出来て、中国の中小・個人企業は信用出来ないということでしょうか?(笑)
※個人的には現実的メリットを優先すべき(委託加工=有効)だと考えます。
注:輸出には向かないアイテムもあります。
※雑線(コンテナ:関東地区:【3月14日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):247円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):235円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):225円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):219円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):173円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):148円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上