4月28日 相場情報

御客様各位

【4月28日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=111円17銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:20981(+6)
※N.Y.金:1265.90(+1.70)
※N.Y.原油:48.97(-0.65)
※LME銅($/t) 現物
午前:5686.5(+9.0)
午後:5642.0
NYC銅(¢/lb)4月:258.00(-0.85)

※LME銅相場アジア、ロンドンと横ばいで推移したが、ドル高を背景にニューヨーク時間に軟化した。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:680、ロンドン午後:670、N.Y.:680円

【4月27日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:660円(4月24日より+10)
※上海先物取引所 銅 5月46200(+20)
※上海は小幅な値動き、中国内スクラップ(光亮銅)は変わらず、雑線も変わらず。
※4/27付け、連休を前に心配な情報が入ってきました。
※中国:天津地区、廃プラスチック類が“今まで以上に”売れないそうです。
※電線を剥離した皮(a)、粉砕したチップ(b)、ともに廃PVCが原料として売れる為、現地で価値があります。
※ですが、ここ最近、この皮もチップも誰も買いに来ない=全く売れない為価格が付けれない。
※原因は国の環境問題に対する検査の厳格化。
※廃PVCを原料に、ペレットを作っている業者は皆零細企業です。その設備は簡素である為、国の環境基準(排水や排ガス)をクリア出来ない。
※その為、大手を除くほとんどの会社が、実質、操業停止に追い込まれています。
※日本から中国向けに輸出されている被覆線屑の単価には、廃PVCの価値が含まれています。今後、銅相場が下がらなくても、PVCの価値を下げて計算せざるを得ません。
※弊社の試算では最低でも4〜5円、MAX10円程度、被覆線屑の価格を下げざるを得なくなります。
【注:以下単価にはまだPVCの下げを反映させていません。下げ余地あり。】

※雑線(コンテナ:関東地区:【4月27日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):234円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):222円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):213円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):207円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):163円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):139円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上