御客様各位
【7月4日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=113円38銭【06:55現在】
※N.Y.ダウ:21479(+129)
※N.Y.金:1219.20(-23.10)
※N.Y.原油:47.01(+1.03)
※LME銅($/t) 現物
午前:5894.0(-13.5)
午後:5907.5
※NYC銅(¢/lb)
7月:268.10(-1.80)
※LME銅相場
四半期末を通過したあと、良好な米経済指標を受けたドル高が嫌気され、利益確定の売りに押された。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:710円、ロンドン午後:720円、N.Y.:720円
【7月3日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:710円(7月3日より+20円)
※上海先物取引所 銅 7月47250(-30)
※上海は小幅な値動き、中国内スクラップ(光亮銅)は先週末比変わらず、雑線価格も変わらず。
※7月月初、銅建値が690→710上げて始まりました。中国向け輸出価格にも期待感があります。つまり『建値が上がったから雑線も上げろ』という論理。
※先週から申し上げている通り、
①中国内スクラップ相場が国際相場と完全には連動しない。②仮に上げても、国際相場に比べ“遅く”上げてきます。
※その為、7月月初、仕入先の期待感と、実際の中国内価格との間にgap=ズレを感じます。簡単に言うと“中国はあまり上がってません”。
※さて、スクラップ業界の習慣でしょうか? 全国を営業行脚しておりますと、『わざわざ遠くから来てるから、なにか荷物を決めて行け』と契約(=荷物)を頂けることがあります。
※(この業界にはめずらしく・笑)良い習慣で、意気に感ずるところです。
※「有朋自遠方来 不亦楽 」
※「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや。」『論語』
直訳すると「友人が遠方から訪ねてきてくれる、こんなうれしいことはない。」となります。
※多くの友人があり趣味が一致したり、同じ志で一筋に生きている人と関わりあうチャンスは稀であり、折角出会いがあっても、いろいろの事情で遠隔の地に住まなければならないこともある。
※遠い場所から訪ねて来た親友と久しぶりに近況を報告し合ったり、意見を交換したりするのは、人生の大きな楽しみであり、人生そのものを豊かなものにする。
※との意味だそうです。
まさにこのような心境。
※雑線(コンテナ:関東地区:【7月3日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):245円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):232円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):222円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):215円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):168円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):143円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上