御客様各位
【7月19日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=112円01銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:21574(-54)
※N.Y.金:1241.90(+8.20)
※N.Y.原油:46.40(+0.38)
※LME銅($/t) 現物
午前:5940.5(-25.0)
午後:5973.5
※NYC銅(¢/lb)
7月:272.35(+0.65)
※LME銅相場
伸びが鈍化した中国住宅価格が嫌気され下落する場面もあったが、ドル安を背景に上げ戻した。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:710円、ロンドン午後:720円、N.Y.:720円
【7月18日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:710円(7月12日より+10円)
※上海先物取引所 8月47700(+290)
※上海は上昇、中国内スクラップ銅(光亮銅)は日本の連休前に比べ300人民元上昇、円高に相殺されていることもあり、雑線価格はプラス1円止まり(臨時メール)。
※ここ数ヶ月間、中国側の買い気が低い上に、この7月一日より中国全国各地のヤードに立ち入り検査が実施されていることはお伝えの通り。
※それを受け、日本国内市場、雑線くずの状況はどうか?を、まとめておきます。
(輸出全般に共通する話ではありますが”雑品は考慮してません”、あくまでコンテナ扱いの市場です。)
※まず、雑線と呼ばれているモノを ①ワイヤーハーネス、②エフケーブルなど上品位、③雑線43%、④雑線40-42%(一部家電線)、⑤家電線、
という部類に分けて考えます。《注;相場情報メールと分け方は違います》
※①②に関しては、歩留まりのズレが少なく、中国向けに売ろうとすると容易く(たやすく)売ることが出来ます。
※③に関しても、品質に信用のあるモノは売ることが出来ます。が、??に比べると売りにくい。
※④に関しては、全く以て売れない状況にあります。
※厄介なこと【1】
国内問屋=モノを持っている業者は、それをあまり明らかにしません。
A:自分が集荷してる荷物が売れない言っても、何もメリットにならない為。
B:売り先に対しても交渉に不利になる為。
※厄介なこと【2】
在中国バイヤー(乃至、在日本の中国人)は、リスクの少ない??だけを欲しがります。
中国向けに輸出量が”実質”限られる中、わざわざ損する可能性のある、④には手を出さず、①や、特に②に群がり、逆に、競争が激化します。
※【1】【2】の理由から、中国向け雑線くず輸出が、果たして売れてるのか〇・売れてないのかX、
が、わかりにくくなるのです。
※雑線(コンテナ:関東地区:【7月18日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):249円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):236円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):225円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):218円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):170円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):146円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上