7月28日 相場情報

御客様各位

【7月28日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=111円17銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:21796(+85)
※N.Y.金:1260.0(+10.60)
※N.Y.原油:49.04(+0.29)
※LME銅($/t) 現物
午前:6325.0(+87.0)
午後:6320.5
※NYC銅(¢/lb)
7月:287.40(+0.50)
※LME銅相場
米連邦準備制度理事会FRB)がより長く金利を据え置くと捉えたことや、前向きな中国の経済成長や金属需要見通しを維持したことが支援材料となった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:750円、ロンドン午後:750円、N.Y.:750円

【7月27日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:740円(7月26日より+40円)
※上海先物取引所 8月49970(+290)
※上海は上昇、中国内スクラップに関しては、相場が上昇した分(建値710→740上がった分)を、
ほぼ全く考慮してません。 正直それどころではないという処。 

(今ほど、このメール&ブログが注目されていると思うことはありません。皆さまの視線を感じます・笑。)

※さてさて、決まってしまったことは仕方ありません。
”その後の世の中”に向けた対策をするのみであります。
※中国が被覆線スクラップの輸入を禁止した後の世界を想像すると、被覆線スクラップはどうなるか?
(1)一部の中国企業向けだけに、僅かに輸出される。
(2)第三国に輸出される。
(3)日本国内で雑ナゲット加工される。
と、これしかありません。
※細かいスペックは、たくさんあります。
 ・例えば、第三国がどこなのか?(実は中国同様輸入を禁止してる国がほとんど)
 ・雑ナゲットをそんなに大量に作る設備がない、とか、
 ・雑ナゲットを作ったとしてメーカーが買いきれるのか?とか、云々・・・
※結局、20年以上誰も考えてこなかった問題を急に突きつけられ、考えざるを得なくなり、誰も正解が分からない。
※冒頭に述べた通り、2018年末以降には、そうした世の中になっている訳ですから、そこに向け、今行っている仕事を変える=合わせるしかありません。※別に仕事がなくなる訳ではなく、やり方が変わる話です。
※誰かが『この方法だ』と始めるも別の方法にコスト競争で負け、その別の方法を誰かが修正し、と、今後、トライ&エラーを繰り返していくことになるでしょう。

※雑線(コンテナ:関東地区:【7月27日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):255円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):242円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):231円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):225円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):177円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):152円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上