8月4日 相場情報

御客様各位

【8月4日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=109円95銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:22023(+6)
※N.Y.金:1274.40(-4.00)
※N.Y.原油:49.03(-0.56)
※LME銅($/t) 現物
午前:6290.0(-10.0)
午後:6321.0
※NYC銅(¢/lb)
7月:287.70(-0.55)
※LME銅相場
為替のドル高や中国のサービス部門鈍化が利食い売りのきっかけとなったが、下げ幅は限定的だった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:740円、ロンドン午後:740円、N.Y.:740円

【8月3日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:740円(7月26日より+40円)
※上海先物取引所 8月50090(+210)
※臨時メールは流してません。
雑線価格に変更なし。
注:毎日、中国内相場は普通に動いてますが、買い手により単価、そもそも買うか買わないかもマチマチな為、1円、2円、の価格差はあまり関係ありません。
日本からofferがあると都度相談して契約。
※弊社の中国向け輸出は、昨日申し上げた通り、価格、数量を制限しつつ継続しています。
※中国買い手は、特に買いをストップすることなく、“ライセンスの輸入枠量内”では取引を継続しています。(ライセンスを更新出来るかは不明)
※最近の中国事情については、弊社の8/1付けメール&ブログもご覧下さい。

※さて、今回の2018年問題に際し、どうしても自分ばかり大変だ〜と考えてしまいますが、在中国の輸入解体業者も、相当大変です。
※中国政府の指示により、輸入ライセンスを取る為、巨額の投資をして現地に工場を設備したからです。
※例1
※天津の工業団地の、ある社長は10年前に2,000万人民元(今のレートで:3億2000万日本円)で工場を設備、もし輸入が止まれば、その工場はどうなるのでしょうか?
※今売っても1,000万人民元にしかならんと、嘆いていました。
※例2
台州の工業団地のある社長ももっと悲惨です、僅か数年前に、政府の指示で新しい工業団地に移転させられ、おそらく日本円で4,5億円の工場を設備しています。
※輸入が止まれば、工場は別の業種への転換を認めるのでしょうか?そもそも工場の買い手が見つかるのでしょうか(あんな田舎で)?
・・・そう考えるとやはり、中国政府、強権的です。

※雑線(コンテナ:関東地区:【8月3日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):255円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):242円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):231円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):225円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):177円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):152円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上