【9月22日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=112円47銭【06:20現在】
※N.Y.ダウ:22359(-53)
※N.Y.金:1294.80(-21.60)
※N.Y.原油:50.55(-0.14)
※LME銅($/t) 現物
午前:6407.5(-112.5)
午後:6435.0
※NYC銅(¢/lb)9月:291.40(-3.55)
※LME銅相場
前日のFOMC後のドル高を織り込む形で下落した。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:770円、ロンドン午後:770、N.Y.:770円
【9月21日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:770円(9月21日より+10円)
※上海先物取引所 9月50240(-450)
※(1)先んずれば人を制す。 か? (2)急いては事を仕損じる。 か?
※中国向けに雑線輸出が”完全に”止まった場合、その後、雑線の処理方法は大きく分けると、
A第三国へそのまま輸出される(輸出)
B日本国内で雑ナゲットを作る(国内処理)
しか、選択肢はありません。
※以前も触れましたが、近い将来A・Bどちらの世の中になるか?は、小生にも分かりません。
※この国内処理=雑ナゲット(B)についてクローズアップします。
※雑ナゲット機械(=プラント)を
(1)急ぎ導入し、早めに雑線の処理方法を確立した方がいい。と言う方と
(2)中国向け輸出が止まってから導入した方がいい。と言う方と、
周囲の方に聞いてると、考え方が真っ二つに分かれます。
※先に言ってしまうと、小生の意見は完全に(2)です。
クイズダービーで言えば、巨泉:『大ラスで倍率ドン更に倍』、
→小生『(2)に全部!』です。
※解説:
※もし弊社が輸出(A)他社が国内処理(B)をしているとします。仕入先から雑線を買う際、弊社買値が200円で他社買値が180円でだとしたら、皆さんどちらに雑線を売るでしょうか?
※発生元が大手企業で価格よりも国内処理を優先せよ!というケースもありますが、大抵の場合、仕入先は高い売値(A)を望むはずです。
※仮に雑ナゲットプラントを慌てて導入した後(つまり(1)のケース)、もし中国or第三国向けに雑線輸出が継続された場合、日本国内の市場売買価格は200円になります。
※導入してしまったナゲットプラントを動かす為に、輸出より安いけど180円で売って下さいと言って、集荷が出来るでしょうか?(1)の方に問いたい。
※(2)ははらたいら、(1)は篠沢教授くらいでしょう。。。
★来週9/25〜9/30相場情報お休みします。
※雑線(湘南ヤード持込:【9月21日現在】
【1】 雑線エフケーブル:245-250円
【2】 雑線・一般:200-220円
【3】 雑線B :100-150円
【4】 家電線 :価格付かず
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上