お客様各位
【10月24日：今朝の状況】
※為替(ドル/円)：1ドル＝113円30銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ：23273(-54)
※N.Y.金：1280.90(+0.40)
※N.Y.原油：51.90(+0.06)
※ＬＭＥ銅($/t) 現物
午前：6959.0(-49.5)
午後：6957.0
※ＮＹＣ銅(¢/lb)10月：314.40(+2.25)
※ＬМＥ銅相場概況
亜鉛高を手掛かりに7000ドル台を回復した。
※本日時点予想計算値：ロンドン午前：840円、ロンドン午後：840、N.Y.：830円
【10月23日：昨日の状況】
※日本国内銅建値：830円(10月20日より-10円）
※上海先物取引所 11月54720(-130)
【中国以外の国はどうなってんだシリーズ?フィリピン】
※人口：約1億人
※人件費：中国比同じ〜半分
※距離：成田からマニラ：直行便で約5時間
※日本からのコンテナ輸送費用は、中国とほぼ同じ。
※金属スクラップに関わらず、フィリピンにも日系企業は多く進出しています。
※中国に替わる雑線輸出取引先として候補に挙げられる国で、事実、過去に実践している日系スクラップ業者もあります。
※弊社が現在輸出先としてWORKしているのは、既に進出している日系企業を頼り、現地の保税地域で剥線乃至ナゲット加工を行うこと。
※既にa雑線サンプルはフィリピン現地通関の許可を得ている上、b価格水準も可能なレベル。またc銅の需要家も存在する為、雑線の売り先として、かなり有効です。
※強いて解決すべき点を挙げると、(1)被覆材の現地売却ルート。
※当たり前の話ではありますが、中国がこの半年から一年、廃プラスチック類の輸入を実質禁止していることから、日本だけでなく、東南アジア諸国でもプラスチックは行き場を失っています。
※雑線の場合、PVCやPPなどなどが、兎に角売れません。
※フィリピン現地で調査すると、PVCは相場としては◯◯ペソくらいと言われてますが、「今は買えない」という具合。
※また心配であるのは(2)法律の安定性。上述、雑線サンプルの通関許可は得ているものの、それはそれ所詮スクラップの話。通関が1回目、2回目はOK、3回目はNOと言われるケースもあるようで心配ではあります。
※雑線（湘南ヤード持込：【10月23日現在】
【１】 雑線エフケーブル：245-250円
【２】 雑線・一般：200-220円
【３】 雑線B ：100-150円
【４】 家電線 ：価格付かず
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意３：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意４：コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上