11月8日 相場情報

お客様各位

【11月8日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=113円78銭【05:50現在】
※N.Y.ダウ:23557(+8)
※N.Y.金:1275.80(-5.80)
※N.Y.原油:57.20(-0.15)
※LME銅($/t) 現物
午前:6863.(-39.5)
午後:6795.0
※NYC銅(¢/lb)11月:308.25(-6.80)
※LME銅相場概況
ドル高を背景にニッケルが反落したことをきっかけに、利食い売りが優勢となった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:830円、ロンドン午後:820、N.Y.:820円

【11月6日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:830円(11月7日より+10円)
※上海先物取引所 11月54470(+170)
※銅系商品の価格について「本来なら建値X〇〇%のはずだ」とか、「LME X 為替の%が妥当だ」などの、”価格基準”については、意味がありません。
※メーカーの買値=買い気は、その瞬間その瞬間で変わっていくものであり、今年1-3月はこうだった。とか、4−6月はこうだったと言っても、現状とは、生産・市中・在庫状況が異なる為一概に比較出来るものではありません。
※具体的には、
「前回銅建値が830円のき、ピカ線は〇〇円だった」と言われ、「今現在建値が同じ830円だから〇〇円にしてくれ!」と言われても困るということ。
※勿論、荷物を持っている方が、売りの目安として過去(特に直近)の価格を参考にするのは当然です。
※が、どうして建値が同じなのにピカ線が安いんだと言われても、その理由について完全に説明など、そもそも出来ないのです。
※中国向け輸出商品は更に不透明です。 a中国の輸入税金、bライセンスの有効無効、c中国側乙仲費用(※注)、d現地での被覆材売却価格など、全てを考慮すると、「銅建値=雑線いくら」という基準は
全く意味をなしません。・・・・・という、ちょっとEXCUSEな、今日のコラムでした。
(※注)中国で輸入通関をする際、現地の乙仲業者はメチャメチャ足下を見ます。 通関がしにくいとなると、不当に通関費用を上げて来るため、輸入者が払う費用は、毎回キロ当たりの費用が変わります。
ひどい話です。

※雑線(湘南ヤード持込:【11月7日現在】
【1】 雑線エフケーブル:260-265円
【2】 雑線・一般:220-240円
【3】 雑線B :110-160円
【4】 家電線 :雑品レベル
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上