12月20日 相場情報

お客様各位

【12月20日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=112円87銭【06:40現在】
※N.Y.ダウ:24754(-37)
※N.Y.金:1264.2(-1.30)
※N.Y.原油:57.56(+0.34)
※LME銅($/t) 現物
午前:6845.0(+1.0)
午後:6913.0
※NYC銅(¢/lb)12月:312.75(+0.55)

※LME銅相場概況
アジア、ロンドンと利食い売りが出たが、ドル安が好感されニューヨーク時間に戻した。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:820円、ロンドン午後:830円、N.Y.:830円

【12月19日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:820円(12月19日より+20円)
※上海先物取引所 12月 53420(+10)

※昨日に続き、在中・在日の雑品業者を悩ませるネタです。
※a2018年末輸入禁止問題や、bライセンス更新問題とは、全く別の問題として、非鉄金属スクラップ輸入に関して、中国政府はc「不純物への厳格化」を行うそうです。
※?基準、?開始時期、又聞きである為、なんともあやふやな情報ですが、骨子はこうです。
※中国が輸入を禁止している油・鉛・基盤など、また、所謂ロスである木・土・埃などを、商品全体の割合0.3%以下にしなければならない。 来年3月からか?2月からか?その厳格化を実施する。
※具体的に言います。雑品はバルク船に1000トン〜1500トン積んで行きます。仮に1000トンを総量とするとその0.3%=3トン以内に、上記:禁止品目・ロス分を抑えなければならないということ。
※3トン?と言うと、楽勝楽勝!そんなに異物が出るはずないとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、
これがなんと楽勝で出ます。
台州で陸揚げされ、ヤードで粗選別をすると、泥・土の山が少なくとも30トン、多ければ50トンは出ます。
※この中には掃き寄せられた非鉄金属くずが大量に含まれており、有価で更に小さい会社に売却されますが、ほぼ価値ゼロのもの。
※この価値ゼロ分のことを、不純分とした場合、多くの雑品業者が”アウト”となる可能性があります。
※これを警戒し、来年1月、2月の船積みを様子見したいとおもっている業者が多いようです。

※雑線(湘南ヤード持込:【12月19日現在】
【1】 雑線エフケーブル:260-265円
【2】 雑線・一般:220-240円
【3】 雑線B :110-160円
【4】 家電線 :雑品レベル
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上