2月15日 相場情報

お客様各位

【2月15日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=107円00銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:24893(+253)
※N.Y.金:1358.00(+27.60)
※N.Y.原油:60.60(+1.41)
※LME銅($/t) 現物
午前:6962.0(+54.0)
午後:7082.5
※NYC銅(¢/lb)1月:322.85(+7.40)
※LME銅相場概況
ドル安を背景に買い優勢となった。3日連続で100ドル超の上昇となった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:800円、ロンドン午後:800円、N.Y.:810円

【2月14日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:790円(2月8日より△30円 )
※上海先物取引所 2月52360(+650)
※在中国buyerは輸入ライセンスを毎年一回、12月末に更改、1月から新しいライセンスを使用します。
※a他の地域(広東省・天津)に比べ、ライセンス更改が上手く行っているb台州・寧波、問題を上げるなら輸入量の劇減で、これは在中国buyerには逆風です。
※中国政府、何故、こうした政策を取ったか?
※在中国buyer=ライセンス所有者は、更改時、前年輸入実績を基に、政府から翌年の輸入量を決められます。
※その為、年末が近づきその年の輸入実績が少ないと、来年の為に実績を上げようと、どんな荷物でも取り敢えず買っていました。
※結果、鉄が多かろうが、ロスやゴミが多かろうが、扱いトン数を増やす為、無茶買いをしていた。
11〜12月の無茶買いは恒例で、言わば風物詩でした。
※ところが2017-2018シーズン、輸入量激減の措置を受け、在中国buyerは『限られた量で利益を上げる必要』に迫られます。
※現在は、利益を生まないのに中国で税金がかかる鉄、ゴミ、ロスを、なるべく船に積まないようにしています。
(日本側で除去。鉄に関しては日本国内販売)
※結果、最近の台州・寧波向けバラ船の雑品の品質は劇的に良くなっています。
※3月以降『不純物基準が厳しくなる』ことも原因ですが、中国政府のライセンス輸入量激減策も、雑品品質向上に寄与しています。
中国政府の政策が正しいと言えます。

※雑線(湘南ヤード持込:【2月14日現在】
【1】 雑線エフケーブル:245-250円
【2】 雑線・一般:190-205円
【3】 雑線B :100-150円
【4】 家電線 :流通は可。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上