お客様各位
【3月30日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=106円46銭【06:40現在】
※N.Y.ダウ:23103(+254)
※N.Y.金:1327.30(-2.70)
※N.Y.原油:64.94(+0.56)
※LME銅($/t) 現物
午前:6685.0(+83.5)
午後:6707.5
※NYC銅(¢/lb)3月:301.90(+2.50)
※LМE銅相場概況
米中貿易戦争に対する懸念が和らいだことが好感され買い優勢となった。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:760円、ロンドン午後:760円、N.Y.:760円
【3月29日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:740円(3月28日より-10円 )
※上海先物取引所 3月49620(+390)
※先日、あるお客さんから質問されました。 例えば、弊社が昨年まで毎月1,000トンの雑線を中国に輸出していたとして、ここまで中国に輸出が出来なくなると、今、その1,000トンはどこに行っているのか?と。
※確かに少し謎であります。 が、そこは大胆に!予想も含め解説します(というか、完全な私見)。2018年の2月〜3月を想定しています。
(a)コンテナで中国(5%)
(b)バルク船で中国(40%)
(c)コンテナで東南アジア(5%)
(d)日本国内で加工(30%)
(e)景気減速で発生自体なし(20%)
という感じではないでしょうか?一つ一つ解説します。
※(a)これは従来通り。僅かでもライセンスを持っている人がいるということ。
※(b)現在の主力。バラ船で雑品と一緒に台州・寧波。但し全く雑線をやらない業者もあり。
※(c)中国輸入者or日本輸出者が主導で、売り先を東南アジアに変更。タイ・マレーシア・フィリピン向けとしている。
※(d)国内で、剥線、ナゲットを”出来なくもないモノ”は国内加工。中国が買わないなら仕方なくやる。本来の主力である太線発生薄も影響。
※(e)1月〜3月、単純に発生薄。相場下落の影響もあり。
※どうでしょうか?ポイントになるのは割合です。数字に全く根拠はありませんが、実際、こんなものだと思います。
※商売上・交渉上、『(a)中国向けコンテナ詰めやってるぞ!』とか『(c)東南アジアに輸出出来るぞ!』とか言う人がいますが、現時点のシェアは低いと思ってます。
注:新聞記者の方へ。この数字はどこで調べた?とか質問しないように!小生の思いつきです。
※雑線(湘南ヤード持込:【3月29日現在】
【1】 雑線エフケーブル:230-235円
【2】 雑線・一般:180-190円
【3】 雑線B :85-120円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上