お客様各位
【6月9日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=109円48銭【05:50現在】
※N.Y.ダウ:25316(+75)
※N.Y.金:1302.70(-0.30)
※N.Y.原油:65.74(-0.21)
※LME銅($/t) 現物
午前:7262.5(+17.0)
午後:7336.5
※NYC銅(¢/lb)6月:329.30(+2.50)
※LМE銅相場概況
チリ銅山の労使交渉を巡る供給懸念の可能性を背景に買い戻された。
※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:840円、ロンドン午後:850円、N.Y.:840円
【6月8日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:840円(6月7日+30円)
※上海先物取引所 6月 53540(-90)
《マレーシアの躍進》
※日本の税関統計資料(4月;速報値)を見せて頂きました。(情報提供者に感謝)
※銅系スクラップ、日本→海外への輸出の数字を見ると、3月→4月で、大きな変化が見られます。
注:ここではピカ線・二号銅など銅剥き出しのモノから、被覆線スクラップまで含むと思われます。
※相変わらず数量が多いのはダントツに中国で、韓国、台湾、香港、その他の国々はチョビチョビ。で、大躍進したのがマレーシアです。
※この統計数字から分かることは、脱中国輸出、東南アジア向け第三国輸出と言っても、通関などがし易いと思われるマレーシアに輸出先が集中していること。
※逆に言うと、第三国・第三国とは言っても、マレーシア以外の国には様々な事情から大して流れていないということ。
※以前から申し上げている通り、中国の代わりに別の地域で加工したいというのは、あくまで民間業者の考え。言ってみれば商売・金儲けの話。
※一方でゴミの流入を恐れ、輸入自体に躊躇しているのが各国政府の考えだと思います。
※金属スクラップの貿易が、一般の品物のように普通に流通するものだと思い込んでいる方が多いですが、小生も含め、いきなり出鼻を挫かれた感じです。
※つまり、そう簡単には行かないということを統計は表している。
※雑線(湘南ヤード持込:【6月8日現在】
【1】 雑線エフケーブル:215-225円
【2】 雑線・一般:175-185円
【3】 雑線B :75-110円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上