お客様各位
【6月20日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=110円07銭【06:40現在】
※N.Y.ダウ:24700(-287)
※N.Y.金:1278.60(-1.50)
※N.Y.原油:65.07(-0.78)
※LME銅($/t) 現物
午前:6820.0(-167.0)
午後:6846.5
※NYC銅(¢/lb)6月:304.65(-5.70)
※LМE銅相場概況
米中貿易戦争への警戒感の高まりで、リスク回避の動きが広がり、ユーロなど欧州通貨が全面安となったことが嫌気され売り込まれた。
※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:800円、ロンドン午後:800円、N.Y.:790円
【6月19日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:810円(6月19日-30円)
※上海先物取引所 : 52220(-1090)
《粛清の嵐》
※最近の中国の通関事情をご存知でしょうか?
※今年になり、7類である雑線などは、天津、広東省で、ほとんど通関が出来ない状態であるのはお伝えの通り、雑線は、実質、雑品と共にバルク船で台州・寧波に持って行くしかありません。
※なぜ、台州・寧波ならいいのだ?という疑問は、もう無視しましょう。中国各港の一貫性はそもそもありません(北京政府に聞いて下さい。)
※一方で、問題のない商品=6類の荷物はどの港でも通関出来る為、銅系、真鍮系屑は、 中国のどの港でも通関出来ています・・・・と思いきや、これも厳しくなっています。
ここ1-2週間、ちょっとヒステリックな事態になっています。
※特に天津港はひどい状態。東南アジアから到着したバーチクリフ(=山行き銅)で、どう考えても、基準である「不純物3%未満」をクリアした物ですが、天津税関が見たときに、ビニール屑がひと切れでも入っていようなら「アウト―!」となるようです。
※皆さんよく考えてみてください。 20トンのバーチクリフ(山行き銅)に、指先一つ程のビニールが
載っていて、何が問題なのでしょうか?
これはもはや粛清です。
※幕末の日本で新選組が粛清を行っていたのをご存知でしょうか?(海外の読者方はヤホーで調べて下さい)
三谷幸喜は大河ドラマでコミカルにドラマ化しましたが、新選組は反対勢力を次々に粛清して行った殺人集団でした。
※最近の天津税関は正にその様相。「御用改めである!」と言って、荷物をフレコンの奥まで穿り返し、何かつ見つければ斬る!
※一説には、天津は別の港に比べ圧倒的に規模が大きく、税収が多い。非鉄金属スクラップ輸入への依存度が低い為、問題がないモノでさえも要らないとのこと。 これ、誠か?
※雑線(湘南ヤード持込:【6月19日現在】
【1】 雑線エフケーブル:215-225円
【2】 雑線・一般:175-185円
【3】 雑線B :75-110円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上