お客様各位
【7月12日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=112円03銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:24700(-219)
※N.Y.金:1244.40(-11.0)
※N.Y.原油:70.38(-3.73)
※LME銅($/t) 現物
午前:6182.0(-126.0)
午後:6080.0
※NYC銅(¢/lb)7月:272.35(-9.50)
※LМE銅相場状況
米国が新たな対中関税方針を発表したことが嫌気され、投資家が売りを出した。
※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:740円、ロンドン午後:730円、N.Y.:720円
【7月11日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:750円(7月5日-30円)
※上海先物取引所 : 7月47990(-1580)
《天災と暴落は忘れた頃にやってくる》
【alert】銅建値水準は既に720円になっています。
※先週も一度触れましたが、建値が740円を割り込むと、昨年7月24日〜26日の銅建値700円以来となります。
※今朝の計算値720円は、直近のピーク840円から見て、約15%の下落となります。
※恐ろしいのは下落のスピードで、建値840円を付けたのは、僅か1ヶ月前=6月7日のことです。
※この間仕入れた品物は、a相場が下がる前に順次売るか、b利益幅を15%取っていなければ、全て評価上は赤字となります。
(まあ、大抵の場合は塩漬けとなるのですが・・・)
※金属スクラップの仕事は極めて利益率の低い仕事です。特に銅系は単価自体が高い為、利益率は鉄・非鉄スクラップの中で最も低いと思われます。
※仮にピカ線650円、真鍮450円、雑線150円、雑品50円として、同じ利幅10円が取れたとしても、単価が高いピカ線の商売が、一番利益率が低いことになります。
※逆に言うと、同じ利益率を取ろうとした場合、雑品50円の10%=5円は取れるかもしれませんが、
ピカ線650円の10%=65円を取るのは至難の業では?(もしそんなことが出来ている方は、こっそり教えて下さい。あと、小口は別問題。)
※相場が急激に下がった時、金属スクラップの中で一番苦労するのは銅系ですね、というお話。
※雑線(湘南ヤード持込:【7月10日現在】
【1】 雑線エフケーブル:215-225円
【2】 雑線・一般:175-185円
【3】 雑線B :75-110円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上