お客様各位
【7月17日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=112円27銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:25064(+44)
※N.Y.金:1239.70(-1.50)
※N.Y.原油:68.06(-2.95)
※LME銅($/t) 現物
午前:6143.0(-23.0)
午後:6159.5
※NYC銅(¢/lb)7月:275.70(-1.30)
※LМE銅相場状況
ドル安も、亜鉛の大幅下落が相場を圧迫した。
※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:740円、ロンドン午後:740円、N.Y.:730円
【7月16日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:730円(7月12日-20円)
※上海先物取引所 : 7月48680(+190)
《雑品の後片付け》
※昨年までと今年(特に旧正月明け=3月以降)では、所謂「雑品商売」の
ルールが変わってしまいました。原因は中国側の輸入ライセンス発行量(枠)
が抑えられたことです。
※昨年までのつもりで、日本の港の雑品業者に荷物を出荷すると、
「今までと違うじゃないか!」ということが起こり得ます。
すでにこの半年、皆さまには経験済みのことと思われますが、具体的にピックアップしてみました。
1:鉄を嫌う
2:ロスが嫌う
3:単価下落
4:そもそも扱えない品物がある。
※1、2は同じ理由。ライセンスがいくらでも使えた頃は、量で勝負!の商売
でした。今は決められた量しか扱えない為、単価の安いものやロスを嫌います。
雑品業者は日本の港で解体・選別、鉄は国内売り、ロスも国内処理、下手するとその処理料を仕入先に要求します。
※3は商売上の話。雑品業者は扱い量が少ないので、利幅がないとやってられない。ヤードの
運営など、月間の固定経費が900万円必要だとします。
今まで:3,000トンX3円/kgで900万円
今は :1,000トンX9円/kgで900万円
今は、キロ当たりに3倍の利幅9円/kgが必要になった、結果、仕入れ単価を安くしますということ。
※4も原因は似ています。雑品業者が集荷競争していた頃は、競合他者に負けたくない
為「分からない荷物もエイヤーで買っていた」。今は、a少量、b多品種、c歩留まりが不明なものはリスクがある為、買わなければいいと思っている。
※また1〜4に共通して、いずれ雑品の仕事自体も出来なくなるから、仕入先に対する
努力の必要ナシ、という意味もあるでしょう。
※雑線(湘南ヤード持込:【7月16日現在】
【1】 雑線エフケーブル:215-225円
【2】 雑線・一般:175-185円
【3】 雑線B :75-110円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上