お客様各位
【9月4日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=111円07銭【06:40現在】
※NY市場はレーバーデーで休場です
※N.Y.ダウ:-----( )
※N.Y.金:---.--(. )
※N.Y.原油:--.--( .)
※LME銅($/t) 現物
午前:5951.0(-68.0)
午後:5966.0
※NYC銅(¢/lb)7月:---.--(. )
※LМE銅相場状況
米国市場がレーバーデーで休場する中、米中間の貿易摩擦への懸念が再燃したことで弱含みの展開となった。
※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:710円、ロンドン午後:710円、N.Y.:---円
【9月3日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:710円(9月3日-10円)
※上海先物取引所 : 9月48170(-410)
《中国企業日本進出・下:悲観的シナリオ 》
※前回は、中国企業が日本に続々進出して来ても、日本の状況はさほど変わらない、という話をしました。
※今回は、敢えて逆説。
※雑品ではなく雑線のナゲット加工を例にします。
実際、在日企業では中国製のナゲット機を導入、今年後半から来年にかけ加工を開始する会社が多いです(特に中華系企業が多い)。
※前回も書きましたように、雑線(雑品)は、元々中国にな〜んにもされず輸出され、中国で剥線・ナゲット加工されてきました。
その中国の解体業者が、剥線・ナゲット機能を、わざわざ日本に持ってきて加工してくれるのだから、
ありがたい・ありがたいというのが楽観的シナリオでした。
※問題はここから、
※こうした日本にとっては新興勢力、資金を投じ設備投資(a)、解体要員として沢山の中国人を呼んで来る(b)、その後「解体すべき雑線が不足した場合」どうなるでしょうか?
※ただ単に輸出しているときは、荷物不足でもランニングコストが少なかった為「暇だな〜」で良かった。
※ところが設備投資額回収(a’)・人件費(b’)とランニングコスト多くなる為、荷物が不足した場合、
「ぼ〜っと生きてじゃねエーよー!」ということになり、「荷物の争奪」が始まります。
強引な荷物の集荷が始まります。
※前回冒頭で、日本国内スクラップ業社が心配していたのはこの点です。
一度、設備を作ってしまうと、「その設備を動かすために荷物を買う」「採算度外視で荷物を集める」ということになり兼ねない。
※少なからず、既存業社の仕事を圧迫することなります。
(つづく)←続くの?
※雑線(湘南ヤード持込:【9月3日現在】
【1】 雑線エフケーブル:200-210円
【2】 雑線・一般:170-180円
【3】 雑線B :60-100円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上