お客様各位
【10月3日：今朝の状況】
※為替（ドル/円）：1ドル113円58銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ：26773（+122）
※N.Y.金：1207.70（+15.30）
※N.Y.原油：75.23（-0.07）
※LME銅（$/t）現物
午前：6274.0（+102.0）
午後：6353.5
※ＮＹＣ銅(¢/lb)10月：279.50(+2.10）
※ＬМＥ銅相場状況
ドル高を手掛かりに下値を探ったあと、ドル反落をきっかけに銅在庫減を囃したテクニカルな買い戻しが優勢となりプラス圏で引けた。
※本日時点予想計算値：
ロンドン午前：760円 ロンドン午後：770円 N.Y.：750円
【10月2日：昨日の状況】
※日本国内銅建値：750円（9月25日＋30円）
※上海先物取引所：10月1日〜7日まで、国慶節で中国市場が休場のため、「上海先物相場」の配信は有りません。
《米中貿易戦争の煽り》
※10月1日は国慶節（中国の建国記念日）で、1日〜7日は大型連休となります。
（銀行が営業していない為送金が出来ず、一部、お客様にはご迷惑をおかけしてます＝弊社からの支払いが遅れております。ごめんなさい。）
※この国慶節に合わせて中国政府はアメリカに通告、米マティス国防長官の10月訪中を拒否しました。「緊張が高まっている」として会談不可を通告、米中両国の貿易戦争が激化しています。
※その影響は、非鉄金属スクラップ業界にも大きく、ここ数週間、中国業者からもアメリカ業者からも「日本での荷物詰め替え依頼」があります。
どういことか？
※例えばアルミ主成分のミックスメタル「zorba」。
仮に中国港着（CFR）中国：120円/kgのものがあるとします。
中国政府は対米報復関税25％を米国からの荷物に課す為、120円X25％＝30円を、追加で中国政府に払わないと、荷物は中国に入国出来ません。
つまり中国に入った瞬間、120円＋30円＝150円となってしまいます。
※中国業者（輸入業者）が、150円の「zorba」を買うはずがないので、アメリカの荷物は、第三国で、わざわざコンテナを詰め替え、その国の荷物として中国に再輸出されます（既に流れはそうなってきています）。
※台湾や東南アジアでの詰め替え作業が多いようですが、弊社にも、日本での詰め替え依頼が来ています。
(詰め替えさえ、すりゃいいのか？と思いますが、、)
※雑線（湘南ヤード持込：【10月2日現在】
【１】 雑線エフケーブル：200-210円
【２】 雑線・一般：170-180円
【３】 雑線B ：60-100円
【４】 家電線 ：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意３：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意４：コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。
以上