お客様各位
【10月17日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル112円22銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:22549(+277)
※N.Y.金:1231.00(+0.70)
※N.Y.原油:71.92(+0.14)
※LME銅($/t)現物
午前:6202.0(-94.0)
午後:6211.0
※NYC銅(¢/lb)10月:277.05(-1.00)
※LМE銅相場状況
前半は中国の卸売物価指数(PPI)上昇率の鈍化が嫌気され軟化したが、後半は買い戻された。
※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:740円 ロンドン午後:740円 N.Y.:730円
【10月16日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:740円(10月16日-10円)
※上海先物取引所:10月50510(-270)
《国家のプライド》
※被覆線スクラップが、2018年末を以って中国輸入禁止となるのは「環境を配慮して」のことで、今現在、中国では「被覆線スクラップはバンバン野焼きされているのですか?」と質問を受けました。
※今般の、中国輸入禁止措置は、被覆線スクラップの野焼きを禁止する為の輸入禁止ではありません。
※中国は、とっくに先進国で、小生が記憶している限り、2008年の北京オリンピック前には、完全に野焼きなど出来る状況ではありませんでした。
※国土の広い中国と言えども、いくら田舎に行こうとも、電線を山にして燃す=野焼きなど「以ての外」ということに、2007年くらいにはなっていました。
※当時、政府の取締りも厳しかったのですが、人々の一般常識としても、野焼き=絶対ダメとなっていた。
※つまり、この10年くらい、中国国内では、日本と全く同じ、?剥線か、?ナゲット加工という被覆線スクラップの適正処理が行われていて、A野焼きもB不法投棄も行われていません。
※では、なぜ、今、輸入禁止かと言えば、これは「海外のゴミを加工する国ではない」という、中国のプライドの問題なのであります。先進国なのだから、同じ先進国のゴミなぞ受けませんというシグナルです。
※雑線(湘南ヤード持込):【10月16日現在】
【1】 雑線エフケーブル:200-210円
【2】 雑線・一般:170-180円
【3】 雑線B :60-100円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。
以上