【11月10日：今朝の状況】
※為替（ドル/円）：1ドル113円82銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ：25989（-201）
※N.Y.金：1208.60（-16.50）
※N.Y.原油：60.19（-0.48）
※LME銅（$/t）現物
午前：6088.0(-49.0)
午後：6092.00
※ＮＹＣ銅(¢/lb)11月：268.65(-5.05）
※ＬМＥ銅相場状況
ドル高を背景に週末の手仕舞い売りが優勢となった。
※本日時点予想計算値：
ロンドン午前：740円 ロンドン午後：740円 N.Y.：720円
【11月9日：昨日の状況】
※日本国内銅建値：740円（11月8日より-20円）
※上海先物取引所：11月49340(-160)
《バレンタインで言うところの》
※日本国内、銅系クズが大分タイトであると聞きます。
注：ここでの銅クズは、メーカーが買ってそのまま溶かせる物。解体、選別が必要な物は除外。
※建値の上げ下げはあれど、市中流通希望価格だけを聞いていると、その不足具合が分かります。（具体的価格は触れません）
※理由は様々でしょうが、中国が高値で買い付けているらしい？こともその一つのようです。
※今後、中国が7類（雑線・雑品）を買わなくなると、中国国内メーカーの原料不足は深刻化する筈で、今回の市中物不足は、中国メーカー勢買い付けの第一波なのでしょうか？
※と考えると、心配になる話ですが、世界的にはある程度バランスが取られる筈です。
※例えば、元々日本で発生した雑線が東南アジアでナゲットとなり中国に行ったりという風に、全世界的に、中国行き荷物は調整される。
※また中国は電気銅の輸入も積極的です。
「中国の1〜9月の銅材類輸入量は約400万トンと同16％増えた。同国は環境規制の一環で不純物の多い同スクラップに輸入制限をかけており、地金の輸入増で補っている面も大きいようだ。（11/3日経新聞）」
つまり電気銅でも調整される。
※その為、日本のピカ線だけ、ぜ〜んぶ持ってかれる！！みたいなイメージは間違いなのだと思います。
※中学生くらいのバレンタインだと、クラスの一番もてる奴にチョコレートは集中し、もてない奴には全く回って来ません。大人になると義理チョコだとか、飲み屋で貰ったりとかで、大概適度に行き渡ります。
なんやかんやでゼロにはならない。
※雑線（湘南ヤード持込）：【11月9日現在】
【１】 雑線エフケーブル：200-210円
【２】 雑線・一般：170-180円
【３】 雑線B ：60-100円
【４】 家電線 ：付き物を取り売買可
【注意１：参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意２：歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意３：大口＝約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意４：コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。
以上